リーガエスパニョーラ第19節のセビージャvsアスレティック・ビルバオが3日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

2019年最終戦となった前節マジョルカ戦でリーグ戦3試合ぶりの白星を飾った3位セビージャ(勝ち点34)は、その試合から先発を2人変更。ルーク・デ・ヨングとレギロンに代えてオリベル・トーレスとクンデを先発で起用した。

一方、リーグ戦3試合勝利のない7位ビルバオ(勝ち点28)は、2019年最終戦となった前節レアル・マドリー戦(0-0のドロー)から先発を1人変更。レクエに代えてカパを先発で起用した。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、先に試合を動かしたのはビルバオ。15分、中盤で獲得したFKからイニゴ・マルティネスがロングパスを供給すると、ボックス右横でこれを受けたカパがボックス内まで切り込み、ゴール左隅にシュートを流し込んだ。

その後は互いにボックス付近まではボールを運ぶも決定機は作れず。前半はビルバオの1点リードで終了した。

迎えた後半、1点を追うセビージャはオリベル・トーレスとカリソを下げてL・デ・ヨングとエスクデロを投入する2枚替えを敢行。しかし、後半も先にチャンスを作ったのはアウェイチームだった。

50分、自陣でのクリアからカウンターを仕掛けるとイニゴ・マルティネスのロングパスを受けたイニャキ・ウィリアムズがバイタルエリアまで持ち上がるとゴール前に絶妙なスルーパスを供給。これに反応したコドロがゴールネットを揺らしたが、コドロがわずかにオフサイドラインを越えていたとして、ゴールは取り消しとなった。

ピンチを凌いだセビージャは60分、ヘスス・ナバスのループパスでボックス右深くまで抜け出したオカンポスのクロスがウナイ・ヌニェスのオウンゴールを誘い、試合を振り出しに戻した。

その後も互いにゴールに迫る場面を見せたが、最後まで追加点は生まれず。セビージャの新年初戦は痛み分けのドローに終わった。

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