シンガーソングライターの宇多田ヒカルさんは、2020年1月3日にバラエティ番組『マツコの知らない世界SP』(TBS系)に出演。一風変わった趣味を明かしました。
宇多田さんが9年前からハマっている趣味とは、なんと『落とし物の撮影』。
落とし物を撮影するようになったのは、2010年に東京の歩道でアダルトDVDを見つけたことがきっかけだったそうです。
マツコの知らない世界 ーより引用裏面のキラキラした面が落ちていて、最初は通り過ぎたんですけど、あれ何のCDだったんだろうと思って戻ってみたら、これだったんです。
気になった物を見に行って、こんな発見があってよかった!なんで落としたんだろうって、いろいろな妄想が膨らみます。
見つけた落とし物は何でも撮影するわけではなく「面白いなって思うもの、なんだかかわいそうだと思うもの」だけを厳選しているといいます。
また、落とし物に惹かれる理由として「本来あるべき場所ではない場所に置いて行かれてしまったものに共感する」と語りました。
マツコの知らない世界 ーより引用申し訳なさそうというか、所在なさげで…本来たどるべきはずだった運命からこぼれ落ちてしまったという、予期せぬ出来事を甘受せざるを得ない、ただ置いていかれてしまった物、誰にも目もくれられずにいる物が好きなのかな。
私はいまだにコンサートで、何でこんなにたくさんの人が私を見てるんだろう、何やってるんだろう私ここでって思うんです。
落とし物の姿に、自身の人生が重なって見えるという宇多田さん。番組の中では、世界各地で出会った『落とし物写真』が紹介されました。
世界各地で出会った落とし物の数々
宇多田さんのInstagram上に投稿されている、珍しい『落とし物写真』の一部をご覧ください。
ケチャップ
ドア
天使の羽
ズボン
宇多田さんは、珍しい落とし物を見つけると「あれ何だろうという好奇心を止められない。周りが見ていない物に気付いた喜びがある」といいます。
気付けばInstagramは落とし物の写真ばかりになり、アカウントを教えた海外のミュージシャンから「これは、本当に本人のアカウントなのか」と疑われてしまったこともあるそうです。
中でも宇多田さんが一番テンションの上がる落とし物は『ばんそうこう』で、その理由を「地面がケガしてるみたいで愛しい」と独特の表現でコメント。MCのマツコさんも「そのまま歌詞にできそうね」とその感性を称賛していました。
【ネット上の声】
・感性がやっぱり常人じゃない。
バラエティ番組には長らく出演していなかった宇多田さん。
子供や、母親の藤圭子さんについて語った場面もあり、貴重なプライベートの一面が伺えた映像に多くの人から反響が上がりました。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- マツコの知らない世界
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