俳優の吉沢亮が主演するスペシャルドラマ『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~』(TBS)が3日に放送され、半沢直樹に扮した堺雅人と渡真利忍役の及川光博が姿を見せると、ネット上には「鳥肌立った」「真打ち登場!」などの声が集まった。

【写真】半沢直樹の出向先と関わるIT企業のプログラマー・高坂圭(吉沢亮)が陰謀に巻き込まれ…

 本作は、4月から放送される『半沢直樹』の続編に先駆けたスペシャルドラマ。半沢の出向先である東京セントラル証券と大きく関わるIT企業「スパイラル」を舞台に、社運を賭けた一大プロジェクトと、人知れず進む“ある陰謀”の顛末を描いていく。

 物語の終盤、バーの扉が開くと、入り口から東京中央銀行の渡真利がやって来る。半沢の親友・渡真利役の及川がスーツ姿で登場すると、ネット上には「あ、渡真利だ!」「ミッチーきたー!!」などの声が集まった。

 渡真利はカウンターに座る男を見つけるとおもむろに近付いていき、笑顔で「ごめんごめん…お待たせ」と声をかける。するとカメラが切り替わり、渡真利の背中越しに振り返る半沢の姿が映し出され、彼は不敵な笑みを浮かべながら「久しぶりだな」と応じる。前作から7年ぶりに堺が半沢役でカメラの前に姿を見せると、ネット上には「ヤバい!鳥肌立った」「真打ち登場!」「待ってました!的にテンション上がる!」といった投稿が相次いだ。

 テーブル席に座り直すと渡真利は半沢に「なんとかして銀行に戻って来られないのか?」と尋ねる。すると半沢は「出向は片道切符の島流しだ。今更戻ろうなんて思っちゃいないよ」と正面を見据えて返答。この言葉に渡真利は「あの大和田は態度を180度変えて、今や中野渡頭取の忠実な部下だ」と教える。前作の宿敵・大和田暁香川照之)や半沢に出向を命じた中野渡謙(北大路欣也)の近況が明かされると、ネット上には「あれっ?大和田さんまだ銀行に残ってるの?」「あの辺の上層部はまだ生きてるんだ」などのコメントも寄せられていた。

(左から)堺雅人、及川光博  クランクイン!