チェルシーは今冬の移籍市場でドルトムントに所属するイングランド代表MFジェイドン・サンチョの獲得に動くことはないようだ。イギリス紙『メトロ』が3日に伝えている。

 ドルトムントでセンセーショナルな活躍を披露したことで、ヨーロッパ中のビッグクラブから関心を集める存在となったサンチョチェルシーは移籍金1億2000万ポンド(約169億7500万円)を準備して、同選手の獲得を検討していると噂されていた。

 しかし今回の報道によると、チェルシーは今冬の移籍市場ではサンチョ獲得に動かず、来夏の獲得を目指すという。同クラブを率いるフランク・ランパード監督はイングランド代表FWタミー・アブラハムの負担を軽減させるために、ストライカーの獲得を最優先に考えているようだ。

 なお、チェルシーは今冬の新ストライカー候補としてライプツィヒに所属するドイツ代表FWティモ・ヴェルナーとリヨンに所属するフランス人FWムサ・デンベレの動向を注視しているという。

チェルシーが来夏の獲得を目指すドルトムントFWサンチョ [写真]=Getty Images