2020年1月3日から3夜連続で放送されている、勝地涼主演の新春スペシャルドラマ「破天荒フェニックス」(夜11:15-0:45※5日[日]のみ夜11:10-0:45、テレビ朝日系)。物語が完結を迎える5日(日)放送の第3夜・完結編に、原作小説の表紙モデルを務めた中林大樹がカメオ出演する。

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同作は、田中修治による小説を実写化したドラマ。倒産寸前の大赤字メガネチェーンを買収した一人の若者が、仲間と力を合わせて、絶体絶命のピンチを何度も乗り越え、世界進出するまでの話を描く、実話を基にした波瀾(はらん)万丈傑作エンターテインメントだ。

■ 原作小説の表紙を務めた中林大樹が勝地涼と初共演!

中林はスペシャルドラマ「めぞん一刻」(2007年)で俳優デビュー。以降、連続テレビ小説ゲゲゲの女房」(2010年)、「ドクターX外科医・大門未知子~」(2017年)、「グッドワイフ」(2019年)などのドラマや、映画「ジェネラルルージュの凱旋」(2009年)、「空飛ぶタイヤ」(2018年)などの話題作に多数出演。

そして「破天荒フェニックス」の原作小説の表紙では、顔、上半身、背景…と、メガネまみれになってモデルを務めた中林。第3夜・完結編に、メガネチェーン・サンデーズの社長・田村雄司(勝地)と経理担当・奥田吉弘(伊藤淳史)が深刻な打ち合わせをするために訪れるバーの店員役として登場する。

勝地とは今回が初めての共演だったという中林は、「原作の田中(修治)社長のひょうひょうとした言動の裏にある強い意志や勢いが勝地さんから出ていて…さすがだなと思いました」と、その演技を目の当たりにして感銘を受けた様子だった。

第3夜では、一難去ってまた一難、次々と襲いかかる問題を一丸となって乗り越えてきたサンデーズの面々がついにラスボスと直接対決する。気になる結末と合わせて中林の出演シーンにも注目だ。

■ 中林大樹 コメント全文

――原作本の表紙モデルを務めた「破天荒フェニックス」のドラマに出演されていかがでしたか?

あのインパクトのある表紙の撮影はとても面白かったです。顔中にすごい数のメガネを掛けられて、やってることは“お笑い”なんだけど表情は真剣そのもの。田中社長率いるオンデーズの生きざまのように「負けねぇぞ!」みたいな。

結果、仕上がりは最高でした。やはり思い入れもありますし、原作のいちファンとしても、いち俳優としても、この作品に出られたことは幸せでしたね。

――第3夜に登場するバーの店員役として、勝地涼さん、伊藤淳史さん、川平慈英さんと共演された感想を教えてください。

小野(浩司)監督をはじめ、キャストとスタッフみんなが一丸となった空気の流れている、すごく良い雰囲気でしたね。勝地さんが「ムッムッムッ」と言い出せば、伊藤さんがそれに乗っかって、川平さんとスタッフさんたちが笑ってる…みたいな(笑)。和気あいあいとした楽しい現場でした。

――主演・勝地涼さんの印象を教えてください。

お会いするのは初めてだったのですが、社長を演じる勝地さんを見て“なるほど”と思いました。原作の田中社長の、あのひょうひょうとした言動の裏にある強い意志や勢いが、勝地さんから出ていて…さすがだなと思いました。同じ役者としては嫉妬しちゃいますよね(笑)。

――原作小説の表紙を目にしたことがある原作ファンをはじめ、視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

自分も皆さんと同じ原作のいちファンとして放送を楽しみにしています。表紙でメガネをたくさん掛けていた変な人も、どこか1シーンに出演しますので、お見逃しなく!

1月5日(日)放送の第3夜・完結編あらすじ

メガネメーカー・藤林光学の藤林社長(升毅)の協力を得た画期的な新商品・ウルトラタフフレームが完成し、ついに発売初日を迎える。店舗で発売開始の指揮を執る神戸麻美(瀧本美織)と、社長室でパソコンを前に固唾をのんで状況を見守るサンデーズのメンバー…。いざ、発売が始まると早々に在庫切れが続出、その後、雑誌でも特集されるなど、好調な滑り出しに、社長・田村雄司(勝地涼)をはじめ、サンデーズのメンバーは大喜び。しかし、対照的に経理担当・奥田吉弘(伊藤淳史)だけは、一人浮かない顔をしていた…。

そんな中、新規出店店舗の契約をしようとした物件がことごとくライバルチェーン・スミスに奪われる状況に松尾秀和(稲葉友)はブチギレ。奥田も雄司に「このままいくと年末には3億円の資金ショートが発生する」と、これまで一人で抱え込んでいた絶望的な状況を告白する。

さらに、絶体絶命のピンチを迎えたサンデーズをあざ笑うかのように、スミスの社長・御子柴徹(川平慈英)は、新規店舗の契約妨害にとどまらず、なんとウルトラタフフレームをも横取りしようと画策。金に物を言わせて藤林社長に急接近する。

次から次に大ピンチに見舞われるサンデーズだが、一致団結してなんとか乗り越えようと意気込む。そんなさなか、商品部の部長・橋本悟(丸山智己)が病魔に侵されていることが判明し…。

支払期限が刻一刻と迫る中、資金繰りに奔走する雄司は、増資の引受先として全国のショッピングモールに店舗を展開している海島商事の社長・京極(名高達男)を紹介される。最後の望みをかけて、京極に会う決意をした雄司と奥田は、指定された料亭へ向かう。座敷に通された二人を待ち受けていたのは、御子柴だった。当然のように京極に雄司と奥田を紹介する御子柴の姿に、二人はぼう然と立ち尽くす…。

ついに、本気でサンデーズを潰しにきた“史上最強の敵御子柴に、雄司らは打ち勝つことができるのか…。(ザテレビジョン

「破天荒フェニックス」第3夜に中林大樹がカメオ出演