昨年11月に全米で公開され、週末興収ランキングで見事初登場No.1を獲得。すでに全世界興収2億ドルを突破する大ヒットを記録している『フォードvsフェラーリ』が、1月10日(金)に日本上陸。このたび本作でマット・デイモンダブル主演を務めたクリスチャン・ベイルと、メガホンをとったジェームズマンゴールド監督のコメントが到着した。

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1966年ル・マン24時間耐久レースで、絶対王者フェラーリに立ち向かった男たちの奇跡のような実話を描いた本作。破天荒な一流レーサーであるケン・マイルズは、フォードモーター社からフェラーリ社に勝てる車を作って欲しいという依頼を受けたカーデザイナーキャロルシェルビーと出会い、2人で史上最高の車を生みだすために数々の困難を乗り越えていく。いつしか固い友情で結ばれた2人は、決戦の舞台ル・マンへと乗り込んでいくが…。

『マシニスト』(04)で大幅な減量に挑み、「ダークナイト」では筋骨隆々な姿に、『バイス』(18)ではディック・チェイニーを演じるために巨漢へと変貌するなど、その徹底的な役作りに定評のあるベイル。彼が本作で演じるのは破天荒レーサー、ケン・マイルズ。極端に怒りっぽい性格が災いしフォードの重役と対立するが、レーサーとしての腕前は抜群。デイモン演じるシェルビーと友情を育んでいくという役柄だ。

そんなベイルと『3時10分、決断のとき』(07)以来のタッグとなるマンゴールド監督は「多くの意味でケン・マイルズとクリスチャン・ベイルはよく似た性格なんだ」と明かす。「クリスチャンはとても才能に恵まれた役者だが、映画スターでいることは好きではない。自分で仕事を“コントロールできる”ことが好きで、それはケンが車に乗った時の“コントロールできる”気持ちと同じだと思うんだ」と分析。

そして「クリスチャンもケンと同じイギリス人だし、2人の共通点をたくさん見つけることができた。だからクリスチャンならば本作のトレーニングレースカーの運転も気に入ってくれるだろうと確信していたよ」と、稀代の演技派俳優にとってこの上なく親和性の高い役柄であることをアピールした。

一方でベイル自身は本作への出演オファーを受けた際の印象について「カーレースのために自分の命を危険に晒そうとする男たちの話に魅了された」と明かす。さらに「このストーリーがこれほど伝説になっている理由は、このはみ出し者たちが、神であるフェラーリに果敢に挑戦したからじゃないのかな」と、シェルビーとマイルズへの敬意を表し、「ケンは一匹狼タイプなのに、大企業にどう対処していくかというストーリーも魅力的だった」とコメント

ベイルは本作で現地時間1月5日に受賞結果が発表される第77回ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞(ドラマ部門)にノミネート。2年連続の受賞はもちろん、現地時間1月13日(月)にノミネートが発表される第92回アカデミー賞への参戦にも期待は高まるばかり。是非とも劇場でベイルの渾身の演技と、胸を熱くする友情の物語を堪能してみてはいかがだろうか。(Movie Walker・文/久保田 和馬)

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