「結婚って、じつは誰でもできるんです」と書くと、なかなか結婚できないで悩んでいる人は怒るかもしれません。

でも広く世間を見渡せば、たくさんの人が結婚しています。結婚って、ある瞬間にお互いの思惑が奇跡的に一致すればできるものなのです。

でも、以下に挙げる彼女の言動を見たら、彼は「この子とは結婚できないな……」と思ってしまうかも。

「結婚したいのに、なんとなく彼がその気になってくれない」「次にお付き合いする人と結婚できたらいいな」と思っている方は、一度チェックしてみてください。

「結婚というもの」に憧れている

「あなたと結婚したい!」ではなく、「結婚というものに憧れている(だけでは……)」と彼女の言動から感じてしまったら、彼は「この子と結婚するのはなんか違うかな」と思うでしょう。

結婚に憧れる気持ちを重たく感じてしまうことも……。

男子は「自分と結婚したい」と思ってくれる彼女を求めています。(あなたもそうですよね)

「自分の幸せプラン」を主張しすぎる

たとえば、「28歳までに結婚して、29歳で第一子をもうけて、30歳でマンションを買って……」と、将来のプランを明確に持っているのは、いいことだと思います。

男子も漠然とではあっても、そのようなプランを持っているはず。でも、あまりに主張が強いと、彼は「この子と結婚してもいいのかな?」と思います。

主張しすぎるのではなく、あなたのプランを小出しにしつつ、彼の意見も聞きながら、彼をうまく自分のプランに巻き込んで行きましょう。

男子って、「うまく巻き込まれる」ぶんにはOKなのですが、頭ごなしに「あなたはわたしのやり方に従いなさい」と言われると、「ちょっとな」と思うのです。

もちろん、「かかあ天下」的な女子と結婚したがる男子もいる、という例外はありますよ。

お金の話を全くしない

お金の話をしない彼女と結婚したい男子もいるでしょう。

でも、「若者の平均年収」に関するニュースや記事を見たことのある人はご存じだと思いますが、若い男子の平均年収は、ゆとりある結婚生活を維持できるほどではありません。

もちろん、住む場所などを工夫すれば、彼の収入だけで結婚生活を維持できるかもしれませんが、ふたりが思い描く「将来プラン」によっては、彼ひとりの収入では厳しいでしょう。

「結婚はしたいけれど、結婚式の費用はどうしよう?」「結婚後の家賃はどうしよう?」など、現実的、かつ彼女に言いづらい不安を抱えている男性も多いのです。

その不安をまるっと無視するかのごとく、お金の話は抜きで「結婚、結婚!」と浮かれている彼女を見ると、彼は不安になり「この子と結婚するのは無理」と思ってしまうかも。

あなたの幸せにも関わることなので、現実的なお金のこともちゃんと話し合っておきましょうね。

おわりに

今回は3つの例をご紹介しましたが、いずれにも例外はあります。

つまり、あなたが結婚に憧れていようと、自分のプランを主張しすぎようと、お金の話をしなかろうと、そういう彼女と結婚したいと思う彼氏も世の中にはいます。

冒頭にも書いたとおり、結婚ってある瞬間にお互いの思惑が奇跡的に一致すればできるものです。

「こうしたら結婚できない」とか「こうすれば結婚できる」というセオリーをいくつ並べたところで、ようするに例外だらけなのです。

幸運にも、偶然にも、結婚したいと感じた相手が、きっとはあなたにとって最良の人。私は経験から、そのように思います。

ひとみしょう/作家・コラムニスト)

(愛カツ編集部)