キレイになりたい皆さま、こんにちは。美容活動、略して「美活」を強化しているにらさわあきこです。先日、人気番組の『マツコ会議』(日本テレビ系)を見ていたら、「美顔ボイトレ」なる教室の様子が紹介されていました。



鳥山真翔先生



 なんでもボイストレーニングが美顔作りに有効なのだとか。参加者の方のビフォーアフターが見るからに凄かったので、本当に効果が得られるものなのか『美顔ボイトレ/声を出すたびに美しくなる』(祥伝社)の執筆者でもあるボイストレーナー鳥山真翔(まなと)先生に教わってきました。


◆声を良くしたい女性は多い
 伺ったのは、ボイストレーナー鳥山真翔(まなと)先生の「美顔ボイトレ」教室。先生は子役などを経て「美顔ボイトレメソッドを考案し、普段はプロの歌手や声優などを指導するほか、企業研修などで大勢を指導しています。


 一般向けの教室も月に数回開催していて、私はその中の「美顔ボイトレ」教室初級版に参加しました。日曜11時からのスタートで、所要時間は2時間半。結構、長丁場です。


 鏡張りの教室では、鏡を背にしてキーボードホワイトボードが置かれていて、そこを正面に椅子が並べられていました。定員20名のうち、今回は19人が女性。年齢層は20歳くらいの声優志望っぽい女性から、60代の上品なマダムっぽい人まで幅広い感じでしたが、ボリュームゾーンは女子SPA!世代の働く女性たちでした。


 では、レッスンです。



レッスンでは歌も歌う



 クラスでは前半が講義、後半が実技で、前後にビフォーアフターの写真を撮ります。


 先に言ってしまうと、このうち講義が1時間半以上もあったのです。ところが、これがまったく苦痛でなく、笑顔あふれる内容で、とても楽しかったのです!


◆気分を変えたい時には、声をスイッチにする
 先生の人柄とエンタメ力のたまものなのでしょうが、なにより凄いのがそのメソッド。まったく新しく、かつ、行いやすく、飽きる暇がないというところでした。


 まず、講義で何を教わったかというと、精神的なものと実用的なもの。



楽しく話してくれる先生



 精神的な内容というのは、「まず行動(肉体)が先にあって、そのあとに意識が来る」というようなお話です。


「こうしようと頭で決めるから行動に移せる…と誤解する人が多いようですが、最新の脳科学では、実は肉体の動きが先にあって、意識はそのあとにくるとわかってきています。


 ですから、気分を変えたい時には、声をスイッチにするといいんです。例えば気分が落ち込んでいる時に、あえて明るい声を出す。すると、意識は『今、明るいんだな』と認識して気分が上がって行きます。人と対話するときでも、声の力で『楽しい時間』を作ることができるんです」(鳥山さん、以下・同)


 なるほど、声って大事なんですね。


 ちなみに、こうしたお話を「確かに!」と強く思えたのは、実践を交えながら行ってもらえたから。先生のレッスンは、一方的ではなくて、受講者にも意見を求めたり、実演させたりしながら進むので、ずっと飽きなくて楽しいのです。


◆声を良くするカギは鼻腔にある
 続いての実用的な話としては、声を出す上での「鼻腔」の大切さについて教わりました。



解剖図を示して説明



「みなさんは、声を大きくしたい時に、どんな意識を持ちますか?」と問いかけられて、「腹筋を使うとか?」「外に向かって大きな声を出すとか?」などと懸命に考えたのですが、これらは実はNG。


「声って、そもそも『共鳴』することで外に出ているんですね。だから、大きな声を出したい時に、外に対して大きなエネルギーを使おうとするのはNGです。そうではなくて、内側にエネルギーを向けて、『共鳴』させるのが大事です」



真剣に聞き入る参加者たち



 イメージとしてはトンネルの中で大きな声を出すと響くみたいな感じでしょうか。先生によると、体の中の「息が届く範囲内で一番大きな空洞」は鼻腔。なので、美声を意識する上で大事なのは、「鼻腔をしっかり使い、共鳴させること」というのです。


 とはいえ、鼻腔を共鳴させるってどうすればいいのでしょうか。普通に生活していると「鼻腔を使おう」と言われてもなかなかイメージがわきませんよね。


◆いよいよ実践! 美フェイスを作るポーズ
 そこで、ここからはいよいよオリジナルメソッドです。


 先生によれば、顔の「ある部分」を動かさないことで、誰でも鼻腔を使うことができるようになるというのです。これは、実際にやってみて「なるほど!」と膝を打ちました。


 このメソッドで行うと、私のような非・筋肉派で、歌が苦手な人間でも、簡単に鼻腔を動かせる方向に顔の筋肉を持ってゆくことができやすいのです。


 ということで、実技です。


 一つは、マツコ会議でマツコがチャレンジして話題になったこのポーズ
 唇の下を指で押さえて発声するポーズです。



こちらがマツコも行ったポーズ



 また、ポーズを行うためには、口角から頬に広がる筋肉「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」をしっかりと使います。が、私をはじめたいていの人は普段使っていないので、なかなか動かすことができません。



先生考案の「動かす練習」



 そこで、ポーズを行う前に、先生考案メソッドの「動かす練習」もしました。これがまたまた素晴らしくて、通常は筋肉を動かすハウツーをつかめないタイプの私でも、すぐにチャレンジできました。


 もちろん、完璧にできてはいないものの使うべき顔の部位がわかったので、レッスンを終えた後も気が向いたときに一人で顔を動かしています。



アシスタントさんのビフォーアフター



 つまり、一度レッスンに参加すると、その後に自分で続けられるようになるんです。それだけ秀逸な、誰もが行いやすいポーズなんですよ。


 結局、2時間半を超過したというのに、飽きることがなくレッスンが終了。先生によると鼻腔を意識したボイトレで生徒がどんどん小顔になったり、立体的な美フェイスになっていったため、『美顔ボイトレ』というレッスンが生まれたということでした。


 いずれにしても、オリジナル感が半端ないこのレッスンは、参加する価値「大ありだなあ」と感じました。気になった方は、私のようにいきなりレッスンに参加してみてもいいでしょうし、先生のLINEや著書にもメソッドが書かれているとのことなので、そちらから見てみるのも一考だろうと思います。



『美顔ボイトレ/声を出すたびに美しくなる』(祥伝社



●鳥山真翔先生プロフィール
鳥山真翔考案美顔ボイトレ®


ボイストレーナー/美顔ボイストレーナー
スペルシンガーディレクター、整体師などを経て、ボイストレーナーに。現在は、発声のエキスパートとして、数々のテレビ番組や著名人、レコード会社、専門学校等で発声を指導する他、企業研修なども行う。2010年に立ち上げた『Switch Of Voice』では、1万5000人以上を指導、また独自で生み出した表情筋と発声の深い関係を説く『美顔ボイトレ』が好評。著書は、『美顔ボイトレ/声を出すたびに美しくなる』(祥伝社


「美活(今さら)始めました」


<文/にらさわあきこ>


【にらさわあきこ】NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年に「美活部」を発足。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログインスタなどで発信。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。インスタ@akiko_nirasawa_beautyブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!



楽しく話してくれる先生