映画『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた注目若手俳優のティモシー・シャラメ。米音楽界の大御所ボブ・ディランの伝記映画で主演すべく、出演交渉に入ったとDeadlineが報じた。

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 正式タイトルは未定だが、『Going Electric』の仮題でサーチライト・ピクチャーズが製作を進めているという。日本では1月10日に公開予定の映画『フォードvsフェラーリ』や、米カントリーミュージックの伝説、ジョニー・キャッシュの半生を描く『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のジェームズ・マンゴールド監督がメガホンをとる。同作にはディランも積極的に関わり、製作総指揮を務めるという。

 同作はフォークの旗手だったディランが非難を浴びつつ、アコースティックギターからエレキギターに持ち替えロックに転向し、ロックミュージックに貢献した姿を描くとのことだ。

 ティモシーは契約交渉中だが、アコースティックギターエレキギターに慣れるため、すでにギターレッスンを受けているという。『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じた俳優のラミ・マレックや、『ロケットマン』でエルトン・ジョンを演じた俳優のタロン・エガートンのように、ティモシーが実際に歌にも挑戦するかは現時点で不明とのことだ。

 他のキャストやキャスト候補、撮影時期などの詳細は明らかになっていない。今後の続報を楽しみにしたい。

ティモシー・シャラメ、ボブ・ディランの伝記映画で主演か (C)AFLO