日本車は中国人にとって安心して乗れる車として評価されている。一方、日本車は欧米市場での評価や販売はさほど振るわない。これまでも、日本の自動車メーカーは欧州市場向けに多くのモデルを開発してきたものの、ヨーロッパ自動車市場の主流にはほど遠い。

 アジアでこれほど評価されている日本車が欧州で人気がないのはいったいなぜか? 中国メディア車技達人はその原因を分析している。

 一つ目の原因は平凡すぎる、という点。ヨーロッパで主流な車はどれも独特の趣や遊び心あるデザイン定評がある。一方、日本車の車内空間の設計や品質管理の高さ、快適さや信頼性には定評がある。とはいえ、ヨーロッパで好まれる車としての面白さが感じられず、それがヨーロッパの市場で評価されにくい原因になっている。

 二つ目の点は欧州ではミッションが人気、という点。ヨーロッパではミッション車の割合が約80%も占めている。それに対し、日本で人気があるのはオートマ車が大半を占めている。

 さらに日本車とヨーロッパ車の設計にも違いがある。ヨーロッパでは高速道路の制限速度がない。一方、日本では高速道路の制限速度は80キロ以内に設定して設計されている。そのため日本車で高スピードを出すことを躊躇してしまうのだろう。

 こうした日本車とヨーロッパ車の違いについては、ネットでも「ヨーロッパの車に乗ると車と会話できる感覚があるが、日本車にはそれがない」とのコメントがあった。記事は日本車の良い点を客観的に評価する一方、欧米市場で自動車に期待されている点を指摘している。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)

なぜヨーロッパで日本車はあまり人気がないのか?=中国メディア