米デルテクノロジーズは1月2日、AIを内蔵した5G対応のビジネス向け15インチPC「Latitude 9510」と4辺フレームレスディスプレイを備えた13インチPC「XPS 13」、最上位ディスプレイを発表した。

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 Latitude 9510は、外出や移動の多いモバイルユーザー向けとなる初のウルトラプレミアムクラス製品「Latitude 9000シリーズ」の新モデル。15インチPCに求められる最長30時間のバッテリ寿命、5G対応設計とパワフルなオーディオ機能、生産性を向上させるインテリジェントなソリューションなど、ビジネスユーザーのニーズに対応する。また、世界で最も小型・軽量な15インチのビジネス向けPCとして、小さなバッグにも容易に収納できる。重量は3.2ポンド(約1500グラム)からに抑えており、かさばる充電器、アダプタ、スピーカーフォンなしで身軽に移動できる。

 大きな画面サイズに加え、Intel Wi-Fi(Gig+)、5Gモバイルブロードバンド機能により、ユーザーは場所を選ばずにさらなる生産性を発揮できる。5Gアンテナスピーカーに組み込むことでフレームレスディスプレイを可能にする設計になっており、カーボンブレードファンとデュアルヒートパイプによって、優れた静音性と冷却性を実現する。また、最大で第10世代Intel Core i7プロセッサーとvProに対応し、ダイヤモンドカットエッジによるマシン加工でアルミを仕上げており、パフォーマンスとスタイルをともに提供する。

 さらに、Latitude 9510は世界で最もインテリジェントな15インチのビジネス向けPCとして、初のAIベースの自動最適化技術を内蔵。新しいDell Optimizerソフトウェアは、目立たないところでラグ、遅延、フラストレーションを抑制する。

 XPS 13は、上質なマシン加工によるアルミ仕上げ、カーボンファイバー、編み込みグラスファイバーと強化されたCorning Gorilla Glassにより、軽量さと耐久性を兼ね備えた4辺フレームレスディスプレイを採用。さらに薄くなった4辺フレームレスディスプレイによって、従来のXPSシリーズ全製品における最小・最薄のボディを実現した。

 パフォーマンスとパワーを求めるモバイルユーザー向けに、第10世代Intel Core 10プロセッサーと優れたバッテリ寿命を実現。より大きなディスプレイタッチパッドエッジトゥーエッジキーボード、片手でボディを開くことができるなど、美しさと機能性のバランスを備えている。また、ユーザーがリサイクルしやすいように、よりサステイナブルなパッケージによって発泡材をなくした。オプションとして、Windows 10を搭載した従来型のXPS 13とUbuntu 18.04 LTSを搭載したDeveloper Editionを提供する。

 従来のホワイトボードをデジタル化した最上位ディスプレイDell 大型ディスプレイ C8621QT 85.6インチマルチタッチ4K USB-Cモニター」は、4K UHD解像度、20ポイント マルチタッチ、USB-C接続、デルのScreen Drop機能により、効果的なコラボレーションを実現する。

 「Dell デジタル ハイエンドシリーズ U4320Q 42.5インチ 4K USB-Cモニター」は、接続している最大4台のPCからのコンテンツを同時に表示できるため、高解像度のマルチモニターを必要とする金融やエンジニアリングの専門家に最適となっている。「Dell デジタル ハイエンドシリーズU2720Q 27インチ 4K HDR USB-Cモニター」は、VESA DisplayHDR 400に対応し、DCI-P3カバー率95%を含む、優れたカラー カバレッジによって色を正確に再現する。「Dell ALIENWAREシリーズ AW2521HF 24.5インチワイドモニター」は、スピードと99%のsRGBカラーカバレッジのために新たに設計され、高速IPSテクノロジーにより豊かな色、240Hzのリフレッシュレート、1ミリ秒の応答時間(gray to gray)をすべてネイティブフルHD解像度で提供する。また、AMD Radeon FreeSyncに対応し、G-Syncとの互換性も備えている。

Dellの「Latitude 9510」