第77回ゴールデングローブ賞授賞式が現地時間1月5日、ビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催された。2019年の映画やテレビ界を彩ったテイラー・スウィフト(30)やブラッド・ピット(56)らが出席し、昨年『PEOPLE』誌の「ピープル・オブ・ザ・イヤー」の1人に選ばれたジェニファー・ロペス(50)も気合を込めた装いでレッドカーペットに登場した。しかしこの日、ジェニファーの着ていたドレスに思わぬ酷評が寄せられる事態になった。

公私ともに絶好調のジェニファー・ロペス。「“リミットレス”―私に限界なんてない!」―そんな気合が空回りしてしまったのだろうか。

ゴールデングローブ賞やグラミー賞などアメリカを代表する授賞式ではセレブがどのようなドレスで登場するか、誰か一番上手に着こなしているかが毎回大きな話題になる。今回、辛口ネットユーザーらの注目を集めてしまったのがジェニファー・ロペスのドレスだ。

ジェニファーは映画『ハスラーズ』での演技が評価され、ゴールデングローブ賞映画部門の助演女優賞にノミネート。レッドカーペットには元メジャーリーガーで婚約者のアレックス・ロドリゲス(44)と一緒に登場した。黒のタキシードでビシッと決めたアレックスの隣で「これぞディーヴァ」と言わんばかりのポーズをとるジェニファーが着ていたのは、有名ファッションブランド「ヴァレンティノ」のドレスだ。

白のロングスカートの上に緑とゴールドの大きなリボンを付け、誰もが目を奪われてしまうゴージャスなドレスを身に纏っていたジェニファー。しかしTwitter上では、このドレスに対して「プレゼントのラッピングみたい」とのコメントが相次いでいる。

『Who wore it better?』と題して、同じドレスを着ているセレブ同士をどちらが上手に着こなせているか、比較することが多いアメリカ。ジェニファーもTwitterでこの標的にされてしまったのだが、彼女が比較された相手は同じドレスを着たセレブではなく、緑とゴールドのリボンでラッピングされているクリスマスプレゼントだった。

この日のジェニファーはドレスと同じ色の高級ジュエリーブランド「ハリーウィンストン」のネックレスとピアスもつけているが、オーディエンスの注目は上半身全体を覆い隠さんばかりの巨大な緑とゴールドのリボンに集まった。クリスマスのすぐ後ということもあり、これが人々にプレゼントのラッピングを想起させてしまったようだ。

ドレスに関するネット上の賑わいは本人が望んだものとは違い少々残念な結果となってしまったが、今回のゴールデングローブ賞には人一倍強い思い入れがジェニファーにはあるようだ。助演女優賞にノミネートされたことが分かった時には「本当に光栄だわ」と自身のInstagramストーリーに投稿し、喜びを爆発させていた。

歌手としての活躍はもちろん、ハリウッドでも高額ギャラ1位・2位を争うと言われ、今回ノミネートされた映画でもプロデューサーを務めるなど「今の自分が一番心地よく、かつパワフルだと感じている」と向かうところ敵なしのジェニファーだが、今年のドレス選びだけは失敗してしまったようだ。ちなみにこの“クリスマスラッピング風ドレス”は、Twitterだけではなく『Daily Mail Online』でもワーストドレスに選ばれている。

今後も大きな授賞式には歌手として、女優としても登場するであろうジェニファー・ロペス。どのような曲や演技を見せてくれるかだけではなく、彼女が着るドレスにも“リミットレス”―際限なしの注目が集まることは間違いない。

画像は『Jennifer Lopez 2020年1月6日付Instagram「BTSgoldenglobes」』『Rob Zangardi 2020年1月6日付Instagram「GLOBES @JLO IN @maisonvalentino @harrywinston」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)

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