2020年1月6日付(集計期間:2019年12月23日12月29日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、Buster Bros!!!の『Buster Bros!!! –Before The 2nd D.R.B-』が初登場で総合首位を獲得した。

 本作は、音楽原作キャラクターラップバトルプロジェクト『ヒプノシスマイク』シリーズの最新作で、「イケブクロ・ディビジョン」を代表するMCグループであるBuster Bros!!!のアルバムだ。初動3日間で29,418枚を売り上げ、その後も枚数を伸ばし当週42,887枚を売り上げてCDセールスで1位を獲得。また、ダウンロードでは初動3日間で3,090DL、当週4,387DLを記録し、ダウンロード・アルバム・チャートでも首位を獲得することになった。セールスの2指標で高いポイントを獲得したことによって、総合アルバム・チャートでの首位獲得に繋がったと言える。

 総合2位には、いきものがかりの5年ぶりとなるオリジナル・フル・アルバム『WE DO』が初登場。初動3日間で21,150枚、当週32,590枚を売り上げてCDセールスで2位、ダウンロードでは3位となっている。本作には、2019年に配信リリースされた「WE DO」の他、「太陽」、「SING!」に加え、『ユーキャン』2020年キャンペーンソングの「try again」など、全13曲が収録されている。

 総合3位には、Official髭男dismの『Traveler』がチャートイン。2019年10月9日のリリースながら、CDセールスで8位、ダウンロードで2位、そしてルックアップでは2位以下に大きく差をつけて1位を獲得している。そして総合4位には、『第70回NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された日にタイトルが公開されたゴールデンボンバーの『もう紅白に出してくれない』が、総合5位には山本彩の3枚目となるアルバム『α』がチャートインしている。

 6位以下の動きでは、嵐『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が前週の30位から19位に上昇。12月20日に配信リリースされた 「A・RA・SHI」をリプロダクションした新曲「A-RA-SHI : Reborn」や、年末の露出の影響が考えられる。また、King Gnuの『Sympa』も前週の28位から23位に上昇し、さらに通算50週目の(100位以内の)チャートインとなった。


◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『Buster Bros!!! –Before The 2nd D.R.B-』Buster Bros!!!
2位『WE DO』いきものがかり
3位『TravelerOfficial髭男dism
4位『もう紅白に出してくれない』ゴールデンボンバー
5位『α』山本彩
6位『Mai Kuraki Single Collection ~Chance for you~』倉木麻衣
7位『CUE神谷浩史
8位『キセキ』mirage2
9位『ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~』椎名林檎
10位『μ's Memorial CD-BOX「Complete BEST BOX」』μ's
11位『アナと雪の女王2 オリジナル・サウンドトラック』(サウンドトラック)
12位『Fate song material』(オムニバス
13位『メギド72 -music box-』(ゲーム・ミュージック
14位『WINTER TRIP』FlowBack
15位『木梨ファンク ザ・ベスト』木梨憲武
16位『Story of...』NICHKHUN (From 2PM)
17位『天気の子 complete versionRADWIMPS
18位『DREAM × DREAM』DREAM MAKER
19位『5×20 All the BEST!! 1999-2019』嵐
20位『CROSSLUNA SEA

【ビルボード】2019年最終週の総合アルバムはBuster Bros!!! 『Buster Bros!!! -Before The 2nd D.R.B-』が首位 いきものがかり/ヒゲダンが続く