中国メディア・東方網は7日、日本を代表するハイテク企業であるソニーが、初めてとなる電気自動車コンセプトカーを発表したと報じた。

 記事は、米ラスベガスで開かれている2020インターナショナルCESにおいて「思いもよらぬ製品を発表した」としたうえで、同社初の電気自動車コンセプトカーを発表すると同時に、同社の吉田憲一郎社長が電気自動車技術分野への参入を発表したと伝えた。

 そして、このコンセプトカーについて外観は非常に前衛的なデザインになっており、スポーティーな雰囲気を醸し出しているほか、バーチャルバックミラーステルス式のドアハンドルを採用したことで、空気抵抗が低減されるとともに、ハイテク感が高まったと評している。

 また、内装についても「ハイテク感が非常に強いのが最大の特徴だ」とし、その目玉は中央のコントロールパネルに取り付けられた3枚の大画面液晶ディスプレイだと紹介。「まるでプライベートシアターのようであり、ハイテク感と高級感に満ちている」と説明した。さらに、ディスプレイはほかにも後部座席向けに前席背面に2つ取り付けられていると伝えた。

 このほか、「最も期待される点」としてコンセプトカーの自動運転性能にも言及。同社が強みとする先進のカメラレーダーセンサー人工知能クラウド技術などと組み合わせた33のセンサーが組み込まれており、これらの働きによってレベルクラスの自動運転支援技術を実現したと紹介している。

 記事は「外観にしろ内装にしろ完成度は非常に高く、コンセプトカーの範疇を超えているように思える。すぐにでも公道走行試験ができそうだ」とするとともに、発表会での紹介はわずか数分だったが、その口ぶりからは年内に路上走行試験が行われる可能性が高いと伝えた。

 これまで自動車技術とは無縁と思われてきた同社が、自動運転性能を盛り込んだコンセプトカーを繰り出してきたことは、幅広い分野において高い技術力を持っていることの表れと言えそうだ。このコンセプトカーが市販される予定はないとのことだが、中国でもこのトピックからソニーの「底力」を感じる人は少なくなさそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

何とあのソニーが、超ハイテク自動車を作ったぞ!=中国メディア