U-23日本代表は9日、AFC U-23選手権タイ2020のグループB第1節でU-23サウジアラビア代表と対戦し1-2で敗れた。

東京オリンピックアジア最終予選を兼ねており、開催国の日本を除く、上位3チームが来年行われる東京五輪の出場権を獲得することができる同大会。

前回大会でU-21日本代表として出場し、ベスト8で終わった森保ジャパンは、今回の初戦で[3-4-2-1]の布陣を採用。GKは小島亨介で、3バックは岡崎慎、渡辺剛、古賀太陽を起用。中盤は右に橋岡大樹、左に杉岡大暉で、中盤の底は田中碧と田中駿汰。ワントップに配した小川航基の後方に旗手怜央、食野亮太郎が入った。

積極的な入りを見せるサウジアラビアに対し、やや後手を踏む展開となった日本は7分、アリの強烈なミドルシュートゴールを脅かされると、9分にもボックス左からカットインしたアルハムダンに決定機を許したが、これはGK大迫が好セーブ

一進一退の展開が続く中、日本は26分に田中駿の縦パスをボックス右で受けた旗手が切り返しで相手マークを剥がすと、左足でゴールを狙ったが、シュートは枠の上に外れた。

すると30分、日本はカウンターからピンチを迎える。最終ラインからのロングパスを右サイドで受けたアルカリフがダイアゴナルなドリブルから左サイドのガリーブへ展開。ガリーブは細かいボールタッチでボックス内に切り込み強烈なシュートを放ったが、これはGK大迫がファインセーブで阻止。

ピンチを凌いだ日本は、44分に食野がミドルシュートサウジアラビアゴールに迫ったが、これは枠の上に外した。

ゴールレスで迎えた後半、日本は開始早々に失点を喫する。48分、ドリブルで中央を切り裂いたガリーブがボックス内へ侵入。最後は後方から走り込んだアルカリフがかっさらう形でシュートを放つと、グラウンダーの鋭いシュートが左のポストに当たってゴールに吸い込まれた。

先制を許した日本は、52分に反撃。食野の右CKが相手DFに当たったこぼれ球をボックス中央の橋岡がシュート。しかし、これはゴールライン手前でヒンディのブロックに阻まれた。

それでも日本は56分、ボックス左角手前でボールを受けた食野がカットインからミドルシュート。これがボックス内のアルタンバクチにディフレクトすると、コースの変わったボールがそのままゴールに吸い込まれた。

試合を振り出しに戻した日本は、72分に小川を下げて上田綺世を投入。すると78分、田中駿が供給したロングパスのクリアをボックス左手前で拾った杉岡がミドルシュート。相手GKがファンブルしたボールに上田が反応するも、GKが一歩先にキャッチする。

しかし、日本は85分に不用意なミスからピンチを招く。古賀のバックパスが大きく乱れると、素早く反応したアルブライカーンボールを拾いボックス内へ。飛び出したGK大迫をかわそうとしたアルブライカーンが倒れると、主審はPKを指示。

必死に抗議する日本だったが、VARの結果、GK大迫ではなく後方から対応した岡崎のプッシングを取られ、PKの判定は覆らず。ガリーブのPKはゴール左下に決まった。

勝ち越しを許した日本は、後半アディショナルタイムに旗手と杉岡を下げて田川と相馬を投入したが、反撃は実らず。日本は黒星スタートとなった。

グループB順位表(1/10更新)
[勝点/試合数/得失差]
1.U-23サウジアラビア[3/1/1]
2.U-23シリア[1/1/0]
2.U-23カタール[1/1/0]
4.U-23日本[0/1/-1]

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