“動物園系アイドルユニット”キャンディzooのミーアキャット担当・片山結愛(ゆぅゆ)が1月13日(月)、東京・恵比寿CreAtoでの生誕祭と卒業ライブをもってグループを卒業する。
【写真を見る】卒業を控えた、ゆぅゆ(片山結愛)を囲んで記念撮影
卒業を前に、片山、そしてメンバーのホッキョクグマ担当・仲原芙海(ふーみん)、トラ担当・橋本りょうか(りょうかちゃん)の3人に話を聞いた。
■ 約6年間のアイドル生活を振り返る
――初めに、卒業を決めた経緯をあらためて教えていただけますか?
片山:大学に進学するために、勉強に専念したいと思って。
――高校3年生を迎える、このタイミングでということですね。
片山:はい、本当に勉強できない人間なので…(苦笑)。
――1年間勉強して、大学には行けそうですか?
片山:はい! 大丈夫って言っておかないと(笑)。でも、勉強はしてますよ!
――ゆぅゆさんは理系、文系どちらなんですか?
片山:英語と…全部苦手なんですよ(苦笑)。でも、得意なのは国語と英語です。
仲原:文系だ!
――学校の授業は付いていけてますか?
片山:はい! 多分、私が1番付いていけてると思います!!
仲原&橋本:急に上から目線だ(笑)。
――今まで、にじいろ学園からキャンディzooと約6年間アイドルをやられてましたが、その間で楽しかったことや大変だったことなどはありますか?
片山:6年たってもいまだに覚えてるんですけど、にじいろ学園のときのライブで偉い方がいたんですよ。社長ではない、偉い方が。
――事務所の偉い方が。
片山:はい、事務所の偉い方がライブを見てくれたんですけど、終わった後にメンバー全員が呼び出されて、「どういう気持ちでライブをやったの?」って聞かれて。
「見てて、お遊戯会にしか見えなかった」って言われたのが、本当にショックだったんですよ。「この業界は、そんなに言うんだ…」と思って。
――まだ小学生ですよね?
片山:まだ小学6年生だったので、「こんなに厳しいんだ…」って。多分、その次から心を入れ替えてたとは思います、今でも、恐怖で覚えてます。お遊戯会って言われないように、頑張ろうと思ってやってますね。
――今のゆぅゆさんがあるのは、事務所の方の言葉のおかげなんですね。
片山:はい。その言葉がなかったら、今でもお遊戯会でしたもん。
――アイドルとしての活動で、今後に生かせそうなことってありますか?
片山:私、こういう会話があんまり成り立たないんですけど。敬語とかを使ってきたことがなくて。先生にも…。だから、敬語を小学6年生から使ってたのは、すごいことなんじゃないかなって思います! 何で笑うの?(笑)
仲原:今後生かせることが敬語?と思って(笑)。
片山:敬語じゃない? 今後生かせること。
――礼儀的なことですよね。
片山:あっ、礼儀!
仲原:そっちの方がいいかもしれない。
片山:会社に入って「おはようございます!」って言うじゃないですか? 今でも集合のときも、朝は「おはようございます!」ってあいさつするんですよ。だから、あいさつとかは生かせると思います。
――就職活動で役立つかもしれませんね。
片山:面接とか! 小学生のころから人見知りだったんですよ。全然話せなくって。で、高校生になって面接や面談をやったときに、アイドルをやってたおかげで普通には話せたので、大学でも生かせるんじゃないかなって思います。
■ 後輩が語る“先輩”ゆぅゆとの思い出
――仲原さんと橋本さんは、ゆぅゆさんとの思い出深い出来事ってありますか?
片山:いっぱいあるねー(笑)。
橋本:思い出深い!?
片山:いっぱいあって、すぐ思い出せないよねー(笑)。
橋本:本当にいっぱいあって、考えてる…。それは、ライブでってことですか?
――いや、どんな感じでも。会話が全くかみ合わなかったとか。
橋本:それは、いつもです!
片山:そうだけどさ!
仲原:アイドルとして、正統派じゃないですか。すごいなって!
橋本:1回、レッスンのときに1人で1曲ずつ踊るっていうことがあって。みんなに見られている中、私は照れ笑いしかできなかったんですね。でも、6年もやった先輩はすごいっすよ! おー!と思って。
お客さんがいないから全然笑えないのに、笑顔でやっててすごいなと思って。それは、アイドルとしての思い出深い出来事です。
――アイドル以外でも、何かありますか?
橋本:行動がよく分からなくて…。何ですかね? Twitterに上げちゃったんですけど、急にLINEでガチ恋口上を送ってきたり、マスタードをスプーンで取ったり、ディズニーランドで流れる曲をイヤホンで聞きながら「今、ディズニーランドにいるの!」とか、よく分からなくて。あっ、そうなんだ…(苦笑)って。
天然なんですかね? それは、一緒に活動してきた中で、たくさん見られたので楽しかったです。
――LINEのって、虹のコンキスタドールの現場で聞く口上ですよね?
片山:「言いたいことがあるんだよ~」っていう。
橋本:本当に、急に送ってきたんです(笑)。
片山:何年か前に、私が送ったんですよ。それも、何で送ったかは分からないんですけど。
橋本:前フリがないんですよ。会話の前フリがなく、急に「言いたいことがあるんだよ」って来るから、おぉぅ!って(笑)。
片山:乗ってくれるからね。
橋本:天然なんだねって。
片山:乗っちゃだめだよ。
橋本:あっ、駄目なの?
――乗ってくれると送っちゃいますよね?
片山:そうです、送りたくなっちゃうんですよ。
――漠然とした質問ですが、ゆぅゆさんにとってキャンディzooはどんな存在でしたか?
片山:にじいろ学園の時は研究生で、キャンディzooを先輩として見てたんですよ。めっちゃ、かわいい!と思って。「キラキラした衣装着てるな」「入りたいな」と思ってたんですよ。で、質問なんでしたっけ?(笑)
――ゆぅゆさんにとってキャンディzooとは?という質問です。
片山:あっ、どんな存在! 私にとっては人生ですね!!
橋本:青春じゃない?
片山:いや、人生の半分! いや、半分じゃないか…。青春ですね! 学校を早退しなきゃいけないときもあって、本当は嫌なんですよ。でも、キャンズーのライブならって思ったり、キャンズーの活動のためなら学校生活を削ってもいいかなって思えてたので…青春ですね!
――ゆぅゆさん卒業後は新メンバーが加わりますが、その新体制のキャンズーに望むことってありますか?
片山:どうなんでしょうね…。
――新体制にこだわらず、今後のキャンズーでも。「私のことを忘れるな!」とか。
片山:いや、それは忘れてほしくないですよ! 忘れられたら、ライブに駆け付けます。サイリウムをガンガン振ります! でも、私が抜けたキャンズーを見たことがないんですけど、大丈夫だと思います。いろんな意味で。
昔のキャンズーは5人っていう印象が強いじゃないですか。でも、新たな意味で、新たなキャンズーとして活動してくれたらうれしいなと思います。
――卒業後はキャンズー推しですね?
片山:はい! 誰を推そうかな?
橋本:私でいいやん!(笑)(ザテレビジョン)
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