横浜F・マリノスの日本代表FW仲川輝人が、優勝の立役者としてサプライズのご褒美をもらった。

横浜FMは11日、2020シーズンに向けた新体制発表を開催。ファン・サポーターも参加した新体制発表会では、新シーズンに向けてチームに加わった選手の紹介が行われた。

そんな中、イベントの最後にサプライズ企画が。2019シーズンの明治安田生命J1リーグで15得点を記録し得点王を獲得し、JリーグMVPも受賞した仲川が登場する。

この登場にファン・サポーターからも大きな声援が起こる中、仲川に対してもサプライズプレゼントが用意されていた。

「23得点に絡むことが出来たので、日産自動車さんどうかGT-Rを…ご検討お願いします笑」

昨年末に仲川がツイッターに投稿したメッセージだが、この通り仲川は『NISSAN GT-R』の大ファン。予てからその魅力を口にしていたが、シーズンの活躍を受けて日産自動車からのご褒美としてプレゼントされた。

仲川が登場すると、会場が暗転。すると、後方から『NISSAN GT-R』が登場し、中から日産自動車の副社長である星野朝子氏が登場。仲川にトリコロールの花束を贈呈。そして、ビッグキーの贈呈式が行われた。

登場した『NISSAN GT-R』は“ワンガンブルー”と呼ばれる青色の車体に、ボンネットには仲川の背番号である「23」の数字があしらわれていた。仲川は「ブルーもいいですよね…」と悩んでいると、星野副社長が「この色は“ワンガンブルー”と言うのですが、わかりにくいので“マリノスブルー”に変えましょうか?」とサプライズ提案。すると、会場に集まったファン・サポーターから大きな拍手が沸き起こった。

仲川は栃木県まで出向いて『NISSAN GT-R』を体験済み。その際のテスト走行の映像も披露されると、時速300kmを体感するシーンも。さらにはドリフトも経験し、仲川が『NISSAN GT-R』を存分に楽しんでいた。

星野副社長は最後に「優勝のニュースを知ったときは日産自動車中で湧いた。久々にいいニュースだった。今年も全社を上げて横浜F・マリノスを応援する。仲川選手には今年も“23(ニッサン)”を背負って走っていただき、23得点を入れてほしい」とエールを送ると、仲川も「日産自動車さん、ありがとうございます。今年も『GT-R』に負けないようなプレイと走りを見せていきたい。そして二年連続のMVPを穫れるようにがんばりたい」と意気込みを語った。

イベント後の囲み取材で仲川は「本当にマリノスに助けられた部分が本当に多いので、それを今少しずつ返していくところ。優勝であったり、いろいろなタイトルが自分の恩返しだと思うので、それを今年もやっていければいい」とさらなるタイトル獲得でクラブへ恩返ししていくことを誓った。

“ハマのGT-R”の異名も持つ仲川輝人。愛車となった大好きな『NISSAN GT-R』に負けないスピードで、2020シーズンもピッチを猛スピードで駆け巡り、さらなる有言実行を見せてもらいたい。

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