セリエA第19節、ローマvsユベントスが12日に行われ、1-2でユベントスが勝利した。

前節トリノ戦をベロッティの個人技に屈し、連勝が2でストップした4位ローマ(勝ち点35)は、前日の試合でインテル引き分けアタランタに暫定ながら勝ち点で並ばれた中、現状のベストメンバーで臨んだ。

対するユベントス(勝ち点45)は前節カリアリ戦をC・ロナウドセリエAハットトリックなどで4発快勝し、首位をキープ。新年初戦を良い形でスタートさせた中、6戦連発を狙うC・ロナウドがディバラと2トップを形成した。

開始3分、ユベントスが先制する。ディバラのFKからボックス右のデミラルがボレーで蹴り込んだ。デミラルの移籍後初ゴールで先手を取ったユベントスは続く9分にPKを獲得。

GKパウ・ロペスのパスを受けたヴェレトゥからディバラがボールを奪い、ボックス内に侵入したところで倒された。このPKをC・ロナウドが決め、一気にリードを広げた。

C・ロナウドリーグ6戦連発弾で2-0としたユベントスだったが、15分にデミラルが着地の失敗で左ヒザを痛め、デ・リフトとの交代を強いられる。

そして18分にはローマに初決定機。右サイドを抜け出したフロレンツィが折り返しプレーから、ペッレグリーニがプッシュ。だが、ゴールライン前に戻っていたラビオにブロックされた。

その後、ローマもザニオーロの負傷により36分にジェンギズが投入された中、ハーフタイムにかけては一進一退の攻防が続くと、追加タイムにC・ロナウドがGKパウ・ロペス強襲のシュートを浴びせたユベントスが2点をリードしたまま前半を終えた。

迎えた後半、ローマが押し込む入りとするも、決定的なシュートには持ち込めない。それでも65分にPKを獲得する。ジェコのフィードからジェンギズがヘッド。これがアレックス・サンドロの手に当たると、VARの末にPKとなった。このPKをペロッティが決めてローマが1点差に詰め寄った。

失点を受けてディバラとラムジーを下げ、イグアインダニーロを投入したユベントスは、[4-3-3]に変更。クアドラードを右ウイングに配置した。すると77分、C・ロナウドに決定的なヘディングシュートのチャンスが訪れるも、枠を捉えきれなかった。続く79分にはカウンターの流れからイグアインがネットを揺らすも、わずかにオフサイドに阻まれてしまう。

助かったローマは81分、FKからコラロフのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKシュチェスニーの守備範囲に飛んでしまった。終盤にかけてもローマが攻勢をかけ続けたが、ユベントスが2-1で逃げ切り。前半戦を首位で終えている。

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