デンマークの首都コペンハーゲンに住むサラ・マリークラークさん(Sarah Marie Clark、18)は、昨年の3月を境に太く逞しい“一本眉”で勝負している。以前は1週間に一度は伸びてくる眉毛を抜いていたが、一本眉にしてからというものデートの申し込みが殺到、モデルの仕事も手にしたという。

一本に繋がった太い眉毛が特徴的なサラ・マリークラークさんは、フリーのメイクアップアーティスト兼モデルとして活躍している。以前は毛抜きを使って“二本の眉”を作っていたが、あるインスタグラムの投稿をきっかけに眉毛を自然のまま伸ばすようになった。

サラさんは一本眉で勝負しようと思った経緯について、『The Sun』や『Fox News』に次のように語っている。

「インスタグラムを見ていたら、あるメイクアップアーティストが眉を描き足して一本眉を作っていたの。その後、自分も同じようにしてみたら妙にしっくりきて『あ、これは素敵』と思えたの。でも一本眉の自分をさらけ出す勇気がなかったし、友達やボーイフレンドに相談したら『それは気持ち悪いし、見た目も良くないから止めたほうがいい』って反対されたわ。」

「ただ、インスタグラムに一本眉の写真を投稿している人がかなりいることに気付いて。母にいつも『髪は切っても染めても構わないけど、眉をいじるのだけは止めなさい』と言われていたこともあって、少しずつ眉を伸ばすことに決めたの。それまでは1週間に一度は毛抜きを使っていたから、それを止めれば自然に一本眉になることはわかっていたわ。」

こうして昨年の3月、サラさんは思い切って一本眉デビューを果たしたのだが、思わぬ転機が訪れた。SNSに投稿された写真を見たカメラマンから「是非モデルになって欲しい」と仕事が舞い込み、男性からのデートの申し込みや熱いメッセージがSNSに殺到したのだ。サラさんは「ほとんどの男性が『キモイ』とそっぽを向く中で、『一本眉の君がいい』『一本眉の君のためになら何でもする』というメッセージが多数届くようになったわ。ただあまり気分がいいものでもないから、ほとんどのメッセージは削除しているけど、反響の大きさには自分でも驚いているの」と明かしている。

しかしその一方で、サラさんの外見に対し攻撃的なメッセージを残す人も後を絶たず、外出先であからさまに嫌な顔をされたり、「冗談でしょう」と面と向かって言われることもあるという。

それでもサラさんは「どんなに批判されようと、もう二度と以前の私に戻ることはない」と言い切り、「私はナチュラルな一本眉でいたほうが自分を美しいと感じるし、以前より今の自分のほうがずっといいと思ってる。自分に正直でいたいから一本眉を続けるわ」と主張する。

SNSやメディアへの露出に対しサラさんは、「一本眉がもっと世の中で受け入れられるようになると嬉しいわ。そして流行を追うのではなく自分に自信を持つこと、自然体でいることの素晴らしさを感じてくれたら最高ね」と語っている。

ちなみにこのニュースには「個人的には、昔の彼女のほうが可愛いと思う」「一本眉は苦手」「眉が逞しすぎてちょっと引いてしまう」「あまりデートしたくはない」「自分が気に入っているならいいのでは?」「運気がアップしたってことでしょう。いいんじゃない?」「個性的」といったコメントがあがっている。

画像は『Sarah Marie Goldschmidt Clark 2019年9月22日付Instagram「Sunlight on my skin #unibrowmovement」、2019年11月10日付Instagram「Spilder tiden her for tiden #unibrowmovement #unibrow」、2018年3月11日付Instagram「Polaroids can be cringe」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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