マーベルの新作映画『モービウス』が2020年に公開されることが決定。発表とあわせて予告編が公開された。

同作の主人公は、『ノーベル賞』を受賞する天才的なドクターでありながら血液の難病を患うマイケルモービウス。多くの命を救いながらも自身の病を治す方法だけを見つけられず、やがてコウモリの血清を用いて自らの体を使った人体実験に手を染めていく、というキャラクターだ。マーベル・コミックではスパイダーマンの宿敵として知られるマイケルモービウスは、1971年に出版された『アメイジング・スパイダーマン』に初登場。米コミックス倫理委員会はコミックにおけるヴァンパイアの登場を規制していたという。

マイケルモービウス役を演じるのはジャレッド・レト。そのほかの出演者にはマット・スミス、アドリア・アルホナ、ジャレッド・ハリス、マイケル・キートンが名を連ねる。『ライフ』のダニエル・エスピノーサがメガホンを取った。全米公開は7月31日

予告編には、モービウスが杖をついて移動する姿や患者を治療する様子、自らの手のひらに傷をつけたモービウスに無数のコウモリが群がるシーン、アドリア・アルホナ演じる人物の「マイケル、これは一体?」という言葉、ジャレッド・ハリス演じる人物が「その治療は――病気よりも恐ろしい」と口にする様、マイケル・キートン演じる人物が「マイケルモービウス…善人には飽きただろ? なあ先生?」と笑みを浮かべる場面などが確認できる。

『モービウス』 ©& TM 2020 MARVEL