今月10日、昨年から活動を自粛していたロンドンブーツ1号2号田村亮の芸能活動再開が発表された。昨年夏に報道された“闇営業問題”からおよそ半年での復帰となったが、これに大きく貢献したのが亮の相方である田村淳だ。問題発覚当初から、嘘をついた亮を厳しく叱る一方で彼への気遣いも忘れなかった淳。会社を設立してまで相方の復帰を後押しした“相方愛”に、芸人の先輩である爆笑問題も感心したもようだ。

昨年12月に、謹慎中の田村亮と2人で「株式会社LONDONBOOTS」を設立したことを発表した田村淳。一連の問題を反省しつつ「再び芸能活動をしたい」という亮の意志を尊重し、かつて所属していた吉本興業を繋ぐために設立を決めたという。続いて今月には亮の活動再開が報告されると、当時行われた謝罪会見での亮の態度、淳の相方へ対する叱咤やフォローも相まって世間からは再開を応援する声が続々と寄せられている。

この一連の流れについて、爆笑問題の2人が高く評価した。14日深夜に放送されたTBSラジオ爆笑問題カーボーイ』の中で、亮の復帰に言及した太田光は「随分賢くなったね、あいつね」と淳の行動を称賛。「最初の頃なんてさ…救いようのないくらいのバカだったじゃん」と若手時代を振り返った。当時の淳は髪を真っ赤に染め、レギュラー番組ではきわどい企画で視聴者から批判を受けることもしばしば。現在のような立ち位置になるとは想像もつかなかったのだろう。

そんな淳はこれまで学んでこなかったことに対して「コンプレックスがある」と明かし、慶應義塾大学の通信教育課程へ入学、その後は退学し同大学院への進学を報告するという真面目な一面を見せている。しかも海外での企業やブライダルのプロデュースなど実業家としての活動も行っており、その行動力には「相当、いろいろ勉強して」「勉強家なんだね」と爆笑問題の2人も感心しきりであった。

ちなみに今回の淳の行動に関しては、ダウンタウンの松本人志も「今回は完全に淳に助けられた」と評価していた。謝罪会見直後から復帰時期の話が持ち上がっていた雨上がり決死隊・宮迫博之よりも早い復帰を決めた亮の後ろには、心強い味方がいるようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

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