WEBサイト ザテレビジョンでは、1月14日の「視聴熱(※)」ドラマ デイリーランキングを発表した。

【画像を見る】1位を獲得したのは向井理主演の「10の秘密」

■ 1位「10の秘密」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)10148pt

向井理主演のサスペンスドラマが1月14日にスタート。向井演じるシングルファーザーの白河圭太が、愛する14歳の娘・瞳(山田杏奈)を誘拐されたことをきっかけに、さまざまな秘密に翻弄される姿を描く。

第1話は20分拡大で放送。9年前に弁護士で上昇志向の強い元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)が家を出て行って以来、圭太は建築確認検査員の仕事をしながらシングルファーザーとして娘と良好な関係を築いてきた。

だが、そんなある日、「娘は預かった。3日以内に仙台由貴子を探せ」という電話が。圭太は何でも話していると思っていた娘が自分に言えないことで悩んでいたことや、セレブだと思っていた元妻が多額の借金を抱えていたことを知る。

また、クライアントであり、由貴子の恋人であったという宇都宮竜二(渡部篤郎)、瞳と親しかったピアニスト・伊達翼(松村北斗)などの存在にも注目された。

さらに、家が燃えている描写と、圭太と由貴子が娘のために何らかを秘密にすることを誓う場面も。スピーディーな展開が視聴者を引き付け、登場人物たちの多くが謎を抱えている様子に「細かいところも見逃せない」といった感想や、今後を期待する声が上がった。

■ 2位「恋はつづくよどこまでも」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)7234pt

円城寺マキの同名コミックを原作にしたラブコメディー。1月14日第1話が放送された。

修学旅行で東京観光をしていた高校生の佐倉七瀬(上白石萌音)は、初老の女性が目の前で意識を失い倒れるところに遭遇。慌てふためく七瀬だったが、偶然通りかかった医師・天堂浬(佐藤健)が介抱したことで女性は意識を取り戻す。

そんな天堂の姿に一目ぼれした七瀬は、彼に会いたい一心で看護師を目指すことを決意した。

それから5年後。晴れて看護師になった七瀬は、天堂が務める病院に勤めることに。再会早々、天堂に愛の告白をするが、5年前のことを微塵も覚えていない天堂にこっぴどく振られたあげく。厳しい言葉でののしられてしまう。

冒頭の出会いのシーンでは、お礼を言う七瀬の頭にやさしく手を伸ばし、「もう大丈夫、君のおかげだ」と声を掛け、七瀬が手にしていたマフラーを首にかけてあげた天堂。その様子に「女子がされたい理想のフルコンボですやん!!!」と視聴者は大興奮。

ところが一転して、実際の天堂は、ナースや他の医師たちから“魔王”と言われるほどの、超ドSな男だった。七瀬のことを「岩石」と呼び、「辞めな。おまえ向いてない」など厳しい言葉を発するが、七瀬は持ち前の根性で食らいついていく。

佐藤のクールなドSだが、腕は良いという役どころにも視聴者は魅了され、「ドS天堂最高」「これから先が楽しみすぎる」といった声が続々と寄せられた。

■ 3位「おんな城主 直虎」(NHK総合)5940pt

2017年に放送された柴咲コウ主演の大河ドラマ。戦国時代に女性ながら領主となった井伊直虎の波乱万丈の生涯を描いた。

1月14日に、19日(日)からスタートする今年の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45)に関連する特番として、「『麒麟がくる』まで待てない!戦国大河ドラマ名場面スペシャル」が放送。

過去58作のうち、4割近くが戦国時代のものという大河ドラマ。織田信長豊臣秀吉徳川家康を演じた名優たちや、迫力の合戦シーンなど過去の名場面を振り返るとともに、次期「麒麟がくる」で長谷川博己が演じる主人公・明智光秀の魅力にも迫った。

そんななかで、“一世一代の散り際”として紹介されたのが、本作で直虎(柴咲)を支え続けた小野政次(高橋一生)の最期。

高橋はインタビューで「『おまえそれは酔いすぎだよ』って言われるかもしれないけれど、あそこで1回(自分も)死んだ感覚ですね。長いスパンをもって1人の人間をやらせていただいて、役に没入していくということは一体何かを、改めて考えさせてもらえた作品だったんじゃないかなと思います」と語った。

罠にかけられ、直虎が捕らわれの身になるが、自らが悪者になって死ぬ道を選び、井伊家を守った政次。直虎が「地獄へ落ちろ」とはりつけにされている政次の胸を槍で突き、政次は「おなご頼りの井伊に、もとより未来などあるものか」と返しながら息絶えた。その会話は周りに悟られないように互いの思いを伝え合うものだった。

高橋は「あそこで全て直虎と全く裏のせりふをしゃべっているわけですね。通じたなっていう感覚は得られたんですね。だから、とてもすがすがしいものではあったと思います。決して何にも悲しくなくて」と振り返った。

放送当時、“政次ロス”が叫ばれたが、今回の紹介でも「号泣した」「名場面中の名場面」とSNSが盛り上がった。

WEBサイト ザテレビジョンの「視聴熱」ページでは、4~10位のランキングやバラエティーランキング、またウィークリーランキングも発表している。

※SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標(ザテレビジョン

1月14日の「視聴熱」ドラマ デイリーランキングTOP3