15日にベンフィカからトッテナムへの加入が決定したポルトガル代表MFジェジソン・フェルナンデス(21)が、新天地での意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

ベンフィカ下部組織出身の万能型MFは、マンチェスター・ユナイテッド、ウェストハム、チェルシーらからの関心も伝えられた中、推定4300万ポンド(約61億5000万円)の買い取りオプション付きの18ケ月間のレンタル移籍でトッテナムに加入した。

新天地で背番号30を背負うことになる21歳のポルトガル代表MFは今回の移籍について以下のように語っている。

「今日、ここに来ることができて本当に嬉しいよ。夢を現実にすることができたよ」

「僕にとってこのビッグクラブに来ることは大きな夢のひとつだったんだ。これから毎日、このクラブのために自分のすべてを捧げるつもりだ。すべてのトレーニングセッション、試合で自分のできうる限りチームを助けたいと思っているよ。そして、このユニフォームのために懸命に努力したい」

「スタジアムについては言葉に表せないぐらい感動しているよ。こんな素晴らしいスタジアムは見たことがないし、信じられないほどだね」

「トレーニング施設も同様に素晴らしいし、今日ここで新たに出会った人たちもね。これまでスパーズの試合を観てきたから、スカッドについても知っているよ。とりわけ、ムサ・シソコは僕にとって良いお手本なんだ」

「(元スポルティング・リスボンの)エリックダイアーポルトガルプレーしていたから少しだけ知っているよ。もちろん、(ジョゼ・モウリーニョ)監督は偉大な指揮官だからよく知っているよ。それに数人のコーチングスタッフについては僕の友人の1人が昨年リールでプレーしていたから、彼らについて友人と少し話をしたよ」

「今回の移籍は自分が受け入れた素晴らしい挑戦だ。そして、その挑戦に勝つ必要があるね。素晴らしい成功を収めたいと思っているよ」

また、すでに英語を流暢に操るフェルナンデスに関しては、すでに両親や姉たちがロンドンに住んでおり、家族の存在も大きな支えとなりそうだ。

「難しい話なんだけど、僕の家族がロンドンに来た理由はポルトガル国内で良い職に就くのが難しかったからなんだ。家族は素晴らしい生活を送ってきたわけではないけど、ここで良い生活を送っているんだ。彼らの存在は僕がここに来るうえでのモチベーションのひとつだったんだ。同時にここでの新たな生活において大きな助けになるね」

最後に、フェルナンデスは同胞ジョゼ・モウリーニョ監督、プレミアリーグの印象についても語っている。

「すべての若手プレーヤージョゼ・モウリーニョと一緒に仕事をしたいと思っているよ。彼は最高の指導者の1人だと思うし、すべてのプレーヤーは最高の状態に近づきたいと思っているから、彼との仕事は素晴らしいことになると思うよ」

プレミアリーグについては全く異なるコンペティションだと思っている。世界中のすべてのプレーヤープレーしたいと思っているからね。僕にとっても大きなモチベーションさ。以前からこのリーグプレーすることを夢見てきたし、これから夢を実現するつもりさ。この素晴らしいクラブで偉大なことを成し遂げるつもりだよ」

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