国内総生産(GDP)で世界一の規模を誇る米国の人口は3億2000万人を超え、GDP2位の中国の人口は13億人を優に超えている。日本の人口は1億2600万人ほどだが、それでもGDPで世界3位の座にあることが、中国人からすると不思議でたまらないようだ。

 中国メディアの百家号は13日、日本の人口は中国の広東省と同程度であり、国土面積は雲南省ほどしかないというのに、世界有数の経済規模をいかにして構築したのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、日本と広東省の人口はほぼ同じであるとしながらも、広東省のGDPは日本の3分の1ほどにとどまっていると指摘し、日本がいかに効率よく付加価値を生み出しているかがよく分かると主張。だが、世界的に見れば日本は決して人口の少ない国ではなく、ドイツは8279万人、英国は6644万人ほどと、いずれも日本の方が人口は多いと強調したほか、国土面積においてもドイツよりわずかに大きいほどであり、人口でも国土面積でも日本は決して小国ではないと論じた。

 一方、日本が中国や米国ほど恵まれていないなかでも、GDPで世界3位にあるのは揺るぎない事実であり、日本がバブル崩壊後に経済成長を失ってもドイツフランスに追いつかれずにいられるのは「製造業や素材産業などにおいて、特に付加価値の高い分野で高い競争力を持っているため」であると主張。半導体産業で韓国は世界的に大きな競争力を持っているが、韓国の半導体産業ですら日本の半導体材料に依存していたことは、日本経済の競争力を示す事例であったと指摘した。

 さらに記事は、日本は産業用ロボットや工作機械、光学機器、化学工業などの分野で世界的な競争力を持っており、これが日本のGDPで世界3位の座を支えていると言っても過言ではないと強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

人口は広東省ほど、国土面積は雲南省ほどなのに、日本のGDPはなぜ世界3位なのか=中国