訪日中国人が口々に話すのは「日本の環境はよく、どこを歩いてもよく整備されている」という点。さらに、多くの中国人が不思議に感じるのは「日本人のマスク着用率の高さ」だ。なぜこんなに環境が良い日本で、男女を問わず多くの人たちがマスクを着けているのか？ 中国メディア超嗨旅游玩法ではこの点が説明されている。
一つ目の理由は、日本特有の環境の影響。確かに日本はとても清潔な国だが、多くの家屋は木材が使用されている。そのため多くの杉の木が植林されてきた。この杉の木の影響で花粉アレルギーが生じている。日本人の４人に一人はこの花粉症に悩まされていて、男女を問わず、花粉防止にマスク着用を余儀なくされている。
二つ目の理由は、日本の多くの都市は人口が密集している、という点。さらに、大都市には外国人も多く住んでいる。こうした環境では風邪などのウイルスが容易に感染しやすいため、多くの人はマスクを着用して風邪などの感染予防を心がけている。また自分が風邪や咳が出るときはマスクを着けて、他の人へうつさないように配慮している。
最後の点として、日本人ならではの思いやりでマスクを着用していると説明している。地下鉄などでマスクを着用し隣り合う人とも会話せず、みんな静かに乗車している。混雑する地下鉄の中でもマスクをして顔を覆うことで、互いにプライベートな空間を楽しめるというわけだ。
この説明に対しネットのコメントも「多くの中国人観光客もマスクを着用するほうがいい」とか、「特に地下鉄など人の多いところではマスクを着けるようにするほうがいいのでは」というコメントがみられた。（編集担当：時田瑞樹）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）
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