年をとったら女性はモテないと思いますか?
もちろん「若さ」で張り合おうとすると、若い子には適わないかもしれません。
でも、年を取とるにつれてモテなくなったと感じている人は、年齢に合った魅力を引き出せていないだけというケースも……。
大人の女性ならではの魅力とは?
そして大人の女性が恋で気をつけることは?
男性に調査し、心理士である筆者がまとめました。
“媚びる”と“受容する”は別相手に気に入られるように、自分を偽ってすり寄る「媚びる」と、相手のことを大きな心で受け入れる「受容する」はまったくもって違います。
たとえば、彼が「映画はアクションものが好き」と言った場合。
本当はたいして興味がないのに、「私も好き!」と合わせるのは「媚びる」に当たります。
一方で、「私はあまり見ないな。どんなところがいいの?」と、否定も肯定もせずに、彼の意見を深めるような返しができれば「受容する」にあたります。
「媚び」は自分を変えて彼に合わせますが、「受容」はどんな彼であってもあなたが「変わらないでいること」。
自分を変えずに合わせられる境界を見極めて、「受容できる」恋をはじめてみませんか?
なにもかも迎合しない彼の好みや趣味趣向に合わせて「あなた色に染まる」というのが「魅力」になるのは、若い子の特権かもしれません。
まだまだ世間知らずで、「俺がすべてを教えてあげたい」と思うからこそ成立するのかも……。
ところが大人になっても、「彼の思うまま」になってしまうと、頼りなさや責任感の無さが目立ち、単になんでも言うことを聞く「都合のいい女」ができあがってしまいます。
年齢を重ねた分、知識の豊富さや経験はむしろ武器。
イヤなものは「イヤ」、無理なものは「無理」と線引きできることが大切ですよ。
自分の意見を伝える意見を「言う」だけなら若い子もできます。
大人になったら「伝える」ことを意識してみませんか?
どう言えば相手が聞き入れやすいとか、どんな言い方だと伝わりやすいかにまで配慮できれば、よりいい女となれるはずです。
たとえば、彼の提案にただ「イヤ」と言うのではなく、「そっちだと高いから、こっちはどう?」と、理由を述べたうえで代替案を出すと、彼も受け入れやすくなるでしょう。
自分の意見を相手に伝えるための工夫はいろいろありますが、「相手を否定するメッセージになっていないかどうか」というポイントで考えてみると良いかもしれません。
おわりに「若さ」はそれだけで魅力。
でも年を重ねれば、経験を重ねた分だけ、より多くの魅力を身に着けているはずです。
「年齢相応に生きる」というのは、「無理をしていない」ということ。
余裕のある大人の恋愛にシフトチェンジしてみては?
(矢島 みさえ/ライター)
(愛カツ編集部)
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