大阪・大正に複合商業施設『TUGBOAT TAISHOタグボート大正)』が新しく誕生。1月18日(土)にオープンを控えた同施設の魅了に迫ってみた。

【写真を見る】国産の食材にこだわった弁当を販売『THE MARKET BENTO』

TUGBOAT TAISHOタグボート大正)』は大正区最北端の尻無川の川辺に新しくオープンする複合商業施設。大正区のまちづくりを引っ張っていくタグボート(引き舟)の役割を担ってプロジェクトされたのだという。「つくるが交わる」というコンセプトのもとオープンした本施設。「ワークショップ」「スクール」「フード」「音楽」「ホテル」といったコンテンツを用意し地域の活性化を図る。

オープンする1月18日(土)には船上レストラン、ベーカリー カフェ、マーケット型コンテナカフェ、フードホール、飲食テナントの計16店舗のフードをメインにしたエリアをオープン。春以降オープン予定としてユニバーサル・スタジオ・ジャパンまでの定期船の運航、シェアアトリエ、秋以降には川辺に浮かぶ日本初のホテル『Water Hotel PAN AND CIRCUS(仮称)』もオープン予定。「2020年中に全ての施設をオープンさせて、地域の活性化に貢献したい」と事業の担当者も意欲的だ。

エントランスには3店舗あり、国産食材の美味しさにこだわった弁当屋『THE MARKET BENTO』、イタリア産を揃えた船上レストラン『PEZZERIA DA DOTS』、ベーカリーカフェ『MONDIAL KAFFEE 328 TUGBOAT』が出店している。

エントランスの奥に進むと『新カモメ食堂街』というフードホールで飲食が自由に可能なエリアが登場。さらに奥にはライブスペースが設置してあり、フードホール全体に伝わるような構造に。ここには10店舗の飲食店が並んでいる。バンズを毎日自社で手作りしている『SEAGULL DINER』、焼肉のように自分で焼鳥をするスタイルの『あやバカ一代。』、クラフトポテト専門店『POTALU』、サワー専門店の『THE MARKET Sour Lab.』、クラフトビール専門店『Beer stand MARCA』、担担麺専門店『KOBE ENISHI』、市場直送の食材を天ぷらで提供する『イチバノチカラ』、お出しとワインの店の『アトリエスタ食堂』、たこ焼きの『くれおーる』、韓国立ち呑『笑酔人(エヨウド)』が連ねる。担担麺専門店『KOBE ENISHI』は「京セラドーム大阪が近いということもあり、イベント終わりなどにぜひ立ち寄ってもらいたいです。限定の『ジャパニーズだしヌードル』は胃に染みる極太平打ち麺になっています」と呼びかけている。

カモメ食堂街の上の2階には3店舗がありボートハウスをイメージしたバー『SUNSET2117』、スナックの『大正いやんばかん』、沖縄料理の『沖縄酒場きじむなーの森』が並び1階のお店に比べてより大正のディープな雰囲気が堪能できる。

■「TUGBOAT TAISHOタグボート大正)」施設データ

住所:大阪市大正区三軒屋西1丁目1番14号

営業時間:『THE MARKET BENTO』11:00~19:00、『PEZZERIA DA DOTS』11:00~15:00/17:00~23:00、『MONDIAL KAFFEE 328 TUGBOAT』8:00~23:00、新カモメ食堂街 月~金16:00~23:00、土日祝11:00~23:00(※『SEAGULL DINER』のみ月~金11:30~23:00、土日祝11:00~23:00)

公式HP:https://tugboat-taisho.jp/(関西ウォーカー・桜井賢太郎)

正面エントランスからオシャレな雰囲気