“高齢ドライバーによる高速道路での逆走”について、自分の家族にも起こりうるとの意識を喚起するべく、「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトを実施しているNEXCO東日本(東日本高速道路)は、孫世代が運転免許を取得し、「三世代免許」になった家族が出演するウェブ動画「THE FIRST LONG DRIVE 〜#きっかけは三世代免許〜」を公開した。

2018年より実施している「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトの本年度テーマは「三世代免許」。NEXCO東日本では、祖父母世代・親世代・孫世代の三世代全てが車の運転免許を持つタイミングを意味する言葉として、「三世代免許」を提案している。

今回公開した動画「THE FIRST LONG DRIVE 〜#きっかけは三世代免許〜」は、NEXCO東日本CMキャラクターで、フリーアナウンサー新井恵理那ナレーションを担当。

主人公は、免許取得のために自動車教習所に通う大学1年生の倉持はるなさんと、大学2年生の新井達也さん。二人は運転免許を取得したら、お世話になった祖父母への恩返しとして、自分の運転で祖父母をドライブに連れていくことを決めている。

二人は自動車教習所で「家族みんなで 無くそう逆走 三世代免許 特別講義」を受講。講義では、特別講師であるNEXCO東日本の社員から「全国の高速道路で発生した逆走は約200件、その約7割が65歳以上のドライバーによるもの(平成23〜30年)」「高齢ドライバーによる逆走を自分の家族にも起こりえることだと考え、安全運転について家族で話し合うことの大切さ」「孫世代である自分が運転免許を取得し『三世代免許』となるタイミングを、祖父母と運転や逆走について話し始めるきっかけにしてほしい」などを学んだ。

そして、いざドライブの日。孫に誘われ、嬉しそうな顔をのぞかせながら、後部座席に乗り込んだ祖父母。後部座席からの紅葉や田園風景などを楽しんだり、思い出の地を訪ねたりする中で、孫の運転する車でドライブに出かけている幸せを噛みしめる。さらに孫は母と共に祖父母宅へ遊びに行き、高齢になった祖父の運転について、家族が話し合うことに――というのが大まかな動画の内容だ。

今回の動画について、ナレーションを務めた新井は「短編の映画を見ているようで、本当にぐっと涙が込み上げてしまうくらい感動しました。自分と年齢の近い孫世代が主体となって、祖父母世代をドライブに連れていくというお話だったので、響いてくるものがたくさんありました。動画に感動してしまって、声が震えないかな、ちゃんとナレーションできるかなという心配がありました。最終的にはいい意味で、自分が感動した思いをナレーションに乗せることができたと思います」とコメント

また、動画のように、祖父母に運転に関して声がけをしたことはあるかと聞かれると、新井は「残念ながら私は免許を取得しておらず、三世代免許を実現することはできなかったのですが、祖父が車を運転することを家族は危ないんじゃないかと考える時期がありました。そんな時に『免許取ったよ、これからは私が連れて行ってあげるよ』と言えていれば、祖父が代替わりだと思ってタスキを渡してくれやすかったかもしれないと思います」と語った。