2008年に「週刊少年チャンピオン」で連載が開始され、コミックスの累計発行部数は2500万部を突破。これまでアニメや舞台など、様々なコンテンツでメディアミックスされてきた渡辺航原作のスポーツ青春漫画「弱虫ペダル」が、King & Princeの永瀬廉主演で実写映画化されることが決定した。

【写真を見る】「スピード感溢れる絵がとても大好き!」原作ファンの橋本環奈が寒咲幹役に

本作は、運動が苦手で友だちのいないアニメ好きの高校生・小野田坂道が、あることをきっかけに自転車競技部に入部。自転車選手として思わぬ才能を発揮していき、初めてできた仲間のために、自分の限界や壁を超えてレースで走る喜びを見出していく物語。

主人公・小野田坂道を演じるのは一昨年のデビュー以来、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気グループKing & Princeのメンバー、永瀬廉。昨年公開された『うちの執事が言うことには』(19)で映画初主演を務め、テレビドラマ「俺のスカート、どこいった?」や「FLY!BOYS,FLY!僕たちCAはじめました」など話題作への出演が相次ぐ永瀬が、人気コミックの実写化に初挑戦。

昨年の12月から舞台公演や歌番組の収録の合間をぬって自転車練習をはじめた永瀬は、2回目の練習で時速40キロ近くを出し、3回目では山道を全力疾走するなど適性の高さを発揮。また原作やアニメも熱心に研究しているとのことで、本作への出演について「とても光栄です。ひとつの競技に夢中になる選手の魅力をしっかりと伝えて、時間を忘れさせるような作品にしたいです!」とコメントしている。

また、坂道の良きライバルの今泉俊輔役を現在大ブレイク中の伊藤健太郎が、自転車競技部のマネージャー寒咲幹役は昨年4本の映画に出演し、原作のファンでもあるという橋本環奈が演じる。そして『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16)などで知られる三木康一郎監督がメガホンをとる。『弱虫ペダル』は2月から撮影が開始され、8月14日(金)から公開。続報に乞うご期待!

<コメント>

●永瀬廉(小野田坂道役)

「まさか自分が実写映画で坂道くんを演じるとは思っていませんでしたが、すっかり原作とアニメにハマり、気づくと朝になっている日々が続いています。時間を忘れさせるくらい面白い、素晴らしい作品に出演できてとても光栄です!ひとつの競技に一所懸命になっている選手たちは、キラキラしていて本当にかっこいいんです!その魅力を映画でも伝えて、時間を忘れさせるような作品にしたいと思います。僕も弱虫にならないように(笑)、自転車練習を頑張ってますので、是非この夏を楽しみにしていてください」

伊藤健太郎(今泉俊輔役)

「今回『弱虫ペダル』に出演させていただく事になりました伊藤健太郎です。漫画やアニメなどでとても人気のある作品に出させていただける事がとても嬉しいです。また監督の三木さんともご一緒するのが2回目で信頼できる方なので今から楽しみです。原作を飛び越えた実写ができればと思っていますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います」

橋本環奈(寒咲幹役)

「今作はこのお話を受ける前から原作を読ませて頂いておりました。学生時代のこれぞ青春!というような瑞々しさ溢れる物語で、こぼしたくない一瞬一瞬を繊細に丁寧に描かれていて、それに加え自転車レースという題材からも重要な要素となるスピード感溢れる絵がとても大好きです!その作品の中で私はこの部をなにかと支える自転車オタクの役をやらせて頂きます。実写化されるにあたって、この魅力あるヒロインとして参加出来る事を今からとても楽しみにしています」

●渡辺航(原作者)

「坂道の自転車との出会い、友達との出会い、新しい自分との出会いの物語です。ボクも楽しみにしています!!」

三木康一郎(監督)

「原作が持っている疾走感や熱量、あと登場人物たちの熱い想いをリアルに映像としてどう伝えていくのか?そう考えたとき、まず自分自身が登場人物たち以上の熱量を持って挑む!というなんだか少年漫画のような結論に至ってしまいました。出演者、スタッフ、この映画にたずさわる者たちの熱量を皆さんに感じて頂ければと思います。主演の永瀬廉さんとは初めてですが、彼が持つ素直なところや、まっすぐなところ、しかし、その奥にある強さや熱さなんかを、主人公の小野田坂道を通して、みなさんに伝えられればと思っています。みんな必死で自転車の練習をしています!彼らの努力や成長にも期待していて下さい」(Movie Walker・文/久保田 和馬)

永瀬廉が自転車ロードレース&人気コミックの実写化に初挑戦!