プレミアリーグ第23節が18日に行われ、ワトフォードトッテナムが対戦した。

 トッテナムベンフィカから加入したジェドソン・フェルナンデスがベンチ入りし、80分からの出場でデビューした。また、インテル移籍が取り沙汰されるクリスティアン・エリクセンもベンチからのスタートとなった。一方のワトフォードは3-0の快勝を収めた前節ボーンマス戦からのスタメン変更はなかった。

 前半は互いに決定機らしい決定機を作れないまま終了。スコアレスで後半に突入すると、47分にワトフォードトッテナムのゴールを脅かす。イスマイラ・サールが右サイドからグラウンダークロスを送ると、アブドゥライェ・ドゥクレがフィニッシュまで持ち込んだが、シュートはサイドネットに外れた。

 トッテナムも53分に決定機を迎える。右サイドに開いたソン・フンミンがピンポイントのクロスを送り、ゴール前に飛び込んだデレ・アリが頭で合わせる。しかし、ヘディングは枠を捉えられなかった。

 61分、ソン・フンミンが自慢のスピードからチャンスを作り出す。エリク・ラメラがデレ・アリを狙ったスルーパスは相手に当たって通らなかったが、こぼれ球に素早く反応したソン・フンミンがゴール前まで一気に加速。相手GKとの1対1を迎えたが、フィニッシュを枠に飛ばすことが出来なかった。

 すると69分、トッテナムはヤン・ヴェルトンゲンがエリア内のハンドを取られて痛恨のPK献上。しかし、GKパウロガッサニーガはトロイ・ディーニーのコースを完璧に読んでストップし、チームを窮地から救った。

 トッテナムは後半アディショナルタイム2分、セルジュ・オーリエが右サイドからグラウンダークロスを入れると、エリア内は混戦に。ボールはワトフォードのDFに当たってゴールに吸い込まれかけたが、ゴールラインぎりぎりでクリアされ得点とはならなかった。

 試合はこのまま終了し、ワトフォードの連勝は「3」でストップした。トッテナムリーグ戦の連敗を「2」で止めたが、リーグ戦の未勝利は4試合連続となった。次節はミッドウィークに行われ、ワトフォードは21日にアウェイでアストン・ヴィラと、トッテナムは22日にホームでノリッジとそれぞれ対戦する。

【スコア】
ワトフォード 0-0 トッテナム

ワトフォードとトッテナムが対戦した [写真]=Getty Images