プレミアリーグ第23節、マンチェスター・シティvsクリスタル・パレスが18日に行われ、2-2の引き分けに終わった。
前節でレスター・シティを躱して2位に浮上したシティ。1週間前のアストン・ビラ戦は6発大勝を収め、ハットトリックを達成したアグエロは、プレミア通算12回目でアラン・シアラーを抜いて単独首位に。また、プレミア通算得点でもティエリ・アンリが持つ外国籍選手歴代最多得点数の175ゴールを上回った。
リーグ戦3連勝を目指す今節は、アストン・ビラ戦からスタメンを3人変更。ロドリ、ジェズス、マフレズに代わり、ギュンドアン、スターリング、ベルナルド・シウバを起用した。
序盤から猛攻を仕掛けるシティ。デ・ブライネやシルバを中心に相手を釘付けにし、次々とチャンスを作っていく。10分にアグエロが初シュートを放ったシティは、13分にそのアグエロが倒されFKを獲得。ゴールに向かって左寄りのやや離れた位置からのFKだったが、デ・ブライネが直接狙ったシュートはクロスバーを直撃。その流れのまま、アグエロにも好機が訪れたが、GKグアイタに防がれた。
その後も相手にチャンスを作らせないまま試合を進めていくが、なかなか得点は生まれない。28分にボックス右のベルナルド・シウバのクロスにスターリングが合わせたが、シュートは枠の上に。
攻めあぐねているなか迎えた39分、クリスタル・パレスが右CKを獲得。ボックス中央で競り勝ったケイヒルの折り返しを、トスンが頭で押し込んでアウェイチームが先制した。
今冬にエバートンから加入したトスンの移籍後初ゴールにより1点リードで後半を迎えたクリスタル・パレス。相手の攻撃を紙一重で耐えながら55分にはトスンが再びチャンスに。味方のパスを収めてシュートまで運んだが、GKエデルソンに弾かれた。
攻撃を活性化させようと、シティはシルバを下げてジェズスを投入。直後の64分にボックス右からシュートを打ったが、ここは枠を捉えられず。だが、ここから再び勢いが増したシティは73分、右サイドからカンセロがグラウンダーのクロスを入れると、リードウォルドの手にあたりハンド、かに思われたが、VARでノーハンドと判断された。
しかし、そこからエースが吠える。82分、ボックス左のジェズスの絶妙クロスに合わせて同点に。さらにその5分後には、左サイドのメンディのピンポイントクロスを頭で合わせて、瞬く間に逆転に成功した。
歓喜に沸くエティハド・スタジアム。しかし試合はここで終わりではなかった。捨て身で攻撃に出るクリスタル・パレスは90分、ザハが個人技でボックス左に侵入。グラウンダーでゴール前に折り返すと、フェルナンジーニョのオウンゴールを誘い、土壇場で同点となる。
そして、試合はここで終了。シティにとっては悔しさの残るドローとなった。
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