ラツィオに所属するイタリア代表FWチーロ・インモービレが、セリエA第20節サンプドリア戦を振り返った。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が18日に伝えている。

 ラツィオは18日にホームでサンプドリアと対戦した。ラツィオは7分に先制すると、その後インモービレのハットトリックを含む4ゴールを挙げ、5-1でサンプドリアに勝利。この結果、ラツィオリーグ戦11連勝を飾り、勝ち点「45」で3位に位置。首位ユヴェントスとの勝ち点差は「3」となっている。

 試合後、インモービレは「僕達はシーズン後半戦をうまくスタートしたかった。誰も他のチームを過小評価してはならない。勝利したのは簡単なことではなく、良いことだと分かっているよ」と振り返り、「チームメイトを誇りに思う。僕達は継続して地面に足をつける必要があり、今後より多くの満足をファンに与えていきたい」と述べた。

 サンプドリア戦でハットトリックを達成したインモービレは、今季リーグ戦23ゴールで得点ランク首位を独走。セリエAのシーズン歴代最多得点数は、ユヴェントスアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン(当時ナポリ所属)が20152016シーズンに達成した36ゴールとなっている。

 インモービレはシーズン最多得点記録について、「イグアインの36ゴールは非常に良い記録だね」とイグアインを称賛。その一方で、「それを達成するのは難しいことかもしれないけど、チームメイトやファンがいることで、僕はそれを超えることができるだろう。今は既に(21日に行われるコッパ・イタリア準々決勝)ナポリ戦のことを考えているよ」と述べた。

 ラツィオは21日にコッパ・イタリア準々決勝でナポリと対戦し、26日にセリエA第21節でローマとの”ローマ・ダービー”をアウェイで迎える。

今季23ゴールを挙げているチーロ・インモービレ [写真]=Getty Images