娘とペーパークラフトをしたときのことを描いた漫画「娘とのりしろ」がSNS上で話題となっています。ママと一緒に、ペーパークラフトのバスを上手に切っていく5歳の娘。一通り切り終わり、いざのり付けに入ろうとすると…という内容で「確かに」「うちも同じこと言ってました」「純粋さに癒やされた」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

普段から、気になる言葉に興味津々?

 この漫画を描いたのは、はんぺんぎん(ペンネーム)さんです。普段は会社員として、働きながら漫画を描いています。子どもが年少のときに描き始め、現在も育児漫画中心に作品を手掛けています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

はんぺんぎんさん「娘の、思いもよらぬ勘違いがかわいらしかったので描きました」

Q.ペーパークラフトなど工作はよくするのでしょうか。

はんぺんぎんさん「はい、よくしています。ラップの芯やお菓子の包装紙など大人がついつい捨ててしまうものも、子どもの目には工作の材料に見えるようで、そういうもので作ったりしています」

Q.「のりしろ」について聞いてきたのは、このときが初めてだったのですか。

はんぺんぎんさん「初めてでした。平仮名の読み書きができるようになってきたので、文字の意味が気になったのだと思います」

Q.普段から、気になる言葉があったら質問をしてくるのでしょうか。

はんぺんぎんさん「平仮名の読み書きができるようになってから、外や家の中で何か読める文字を見るたび、『これって、どんな意味?』と聞いてきます」

Q.はんぺんぎんさんが、娘さんに言葉遣いを指摘されることはありますか。

はんぺんぎんさん「今のところ、娘から指摘されることは特にありません。しかし、気付かないうちに娘が私の言葉遣いをまねていることがあるので、気を付けなければなりませんね」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

はんぺんぎんさん「意外にも『私も子どもの頃、そう思っていました』という方が数人いました! 私もそんなふうに思えたら、どんなにすてきだったんだろうなあと思いながらコメントを見ていました」

オトナンサー編集部

漫画「娘とのりしろ」のカット=はんぺんぎん(hanpengin6476)さん提供