女優の羽田美智子が、4月11日スタートの連続ドラマ「隕石家族」(東海テレビフジテレビ系)で主演を務めることがわかった。

同作は、“大人に向けた、本格派ドラマ”がコンセプトの「オトナの土ドラ」シリーズの第25弾作品。大河ドラマ天地人」や昼の帯ドラマ花嫁のれんシリーズを担当した小松江里子が原作・脚本を務め、新境地に挑んだオリジナルドラマだ。

羽田が演じる主人公・門倉久美子は、世田谷住宅街の一軒家に暮らす門倉家の主婦。夫と二人の娘、そして、姑との五人家族で過ごす平凡な毎日に幸せを感じていたそんなある日、突如、あと半年で地球に隕石が落ちて来る非常事態に。地球滅亡の危機的状況でも、せめて最後は家族一緒に迎えようと普段と変わらない門倉家に、久美子の行動が嵐を巻き起こす――。

今回のオファーについて、羽田は「プロデューサーや脚本の小松江里子さんとは昼ドラ『花嫁のれんシリーズタッグを組ませていただいた戦友のような信頼関係があり、またこのチームでお仕事をさせていただけることをとてもとても嬉しく思い、本も読まずに『やりたい!やらせてください!』とお返事させていただきました」と告白。

また、台本を読んだ感想は「『さすが!!』の一言。一見、ほんわかとしたホームドラマの仮面をかぶりながら、その中に忍び寄る不協和音の小気味良さ。隕石が地球にぶつかるという、一昔前なら、架空のお話だと否定できたのに、昨今の自然災害の数々を経験した今では、とてもリアルに迫る設定も緊迫感があって面白いです」とコメントしている。

もし、半年後に隕石が落ちるとしたら――という作品のテーマに対しては、「久美子と一緒で、安定した生活と純愛の両方が欲しいですね(笑)。このドラマが皆様にとって、何かしら破壊力のある『隕石』になるといいなと思っています」と想いを語った。


☆羽田美智子 コメント全文

今回オファーをいただいたプロデューサーや脚本の小松江里子さんとは、2010年より放送の昼ドラ『花嫁のれんシリーズタッグを組ませていただいた戦友のような信頼関係があり、またこのチームでお仕事をさせていただけることをとてもとても嬉しく思いました。本も読まずに『やりたい!やらせてください!』とお返事させていただきました。

そして、台本を読んだ感想は「さすが!!」の一言。一見、ほんわかとしたホームドラマの仮面をかぶりながら、その中に忍び寄る不協和音の小気味良さ。隕石が地球にぶつかるという、一昔前なら、架空のお話だと否定できたのに、昨今の自然災害の数々を経験した今では、とてもリアルに迫る設定も緊迫感があって面白いです。あと半年の命と突きつけられた時、誰もが本音で人生を歩み出そうとするその姿こそが、宇宙でいう無重力な状態なのかもしれない、と思わせてくれるストーリー。軽快な物語の中に、とても重要な深いメッセージがある気がしてなりません。

私が演じるのは主人公で門倉家の妻・久美子。主婦として、時には自分の人生に不満を感じたり、物足りなさやこれで良かったのだろうか、などと葛藤があったりしながらも、自分を必要としてくれる家族のために人生を捧げてきた女性。女性だけではなく、誰もが共感できる人生の「穴」を抱えているのだと思います。その人が、あと僅かの時間で一斉にこの世が終わることがわかった時に、本当の自分と向き合って、本音で生きていく、という姿勢にとても共感しました。「正直に生きる」は果たして皆に迷惑をかけるのか?自分を大切にするということと、勝手に生きるということの、ちょっとした違いを演じられるといいなと思っています。

学校なら卒業、ドラマの撮影ならクランクアップというゴールを目指すことができますが、人生ばかりはゴールの設定がありません。強制終了を予告される前に気づければいいのですが、多くの人は、人生はまだまだ続き、本当の自分の気持ちに気づかずに日常をやり過ごすのかもしれません。本当の自分の気持ちを呼び起こして、幸せを求めたとき、宇宙は全力で応援してくれる。また、人の願いや愛というものが、宇宙に届き、隕石の軌道を変えることだってできるのかもしれない…そういう壮大なスケールの宇宙の話を、門倉家という小さな家族を通して伝えられたら、と思っています。

もし半年後に隕石が落ちるとしたら、久美子と一緒で、安定した生活と純愛の両方が欲しいですね(笑)。このドラマが皆様にとって、何かしら破壊力のある『隕石』になるといいなと思っています。