代替テキスト

「“洗濯機におまかせ”では、衣類はきれいになりません!」

そう語るのは、クリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」の茂木康之さん。茂木さんは兄の貴史さん、友人の今井良さんと3人で“洗濯ブラザーズ”を結成。アーテストの衣装クリーニングのほか、主婦向けに洗濯術を指南している。

プロの視点から見ると、私たちの洗濯の常識にはNG習慣がいくつもあるようだ。今回はそんな洗濯の最新常識を○×形式でおさらい。すべて正解できたらかなりのお洗濯上手だ。

【Q1】洗濯物は脱いだら洗濯機に放り込んでおくほうが、すぐに洗えて便利

正解は×。脱いだ洗濯物を洗濯機に放り込むと、水分をエサにするモラクセラ菌が繁殖し、部屋干し臭のもとに。菌を増やさないためには通気性のよいカゴなどに入れて保管しよう。ただし、長時間放置するのはNG! 洗濯物は脱いでから24時間以内に洗うのが理想。

【Q2】タテ型よりもドラム型のほうが洗濯物がきれいになる

正解は×。欧米型のドラム式のシェアが拡大しているが、欧米の水は硬水で汚れが落ちにくく、ドラム型は少ない水量でたたいて汚れを落とす。いっぽう、日本の水は軟水で高い洗浄力があるので、水の力を使いながら洗えるタテ型のほうが汚れがよく落ちる。

【Q3】脱水時間を短くすれば、乾燥・仕上げがラクになる

正解は○。ワイシャツを毎日洗う人やアイロンがけが面倒という人にオススメなのは「脱水時間を1分」に設定すること。水分を保ったまま干すと、水の重みで干している間に自然とシワがのびる。アイロンの熱による生地への負担もかけずに済む。

【Q4】部屋干しするときは、広い部屋よりも狭い部屋のほうがいい

正解は○。広い部屋で干すほうが乾きが早いように感じるが、湿度と温度を調節しやすいので狭い部屋のほうが適切。エアコンで室内の温度を調節し、除湿機とサーキュレーターを使うと広い部屋で干すのに比べ半分程度の時間で乾く。浴室乾燥機を使えればベスト

【Q5】洗濯物は日光に当てて干すのがベスト

正解は×。洗濯物を晴れた日に外で干すと、パリッと乾いて気持ちはいいが、紫外線を浴びてしまうので、色あせの原因になってしまうことが。色みの濃い服ほど要注意。部屋干しのほうが服への負担は防げる。それでも外に干したいというときは裏返しにして干そう。

「洗剤を入れすぎる、広すぎる室内で干す、などの習慣から、臭いの発生や衣類の寿命を縮めてしまう原因を作っている人は少なくありません。冬晴れの日は外干ししたくなりますが、これも紫外線に当たることで繊維の傷みを招くのでお勧めできません」(茂木さん)

最新の常識を踏まえて、自分の洗濯の手順を見直してみよう。

「女性自身」2020年1月28日号 掲載