オマーンサッカー協会(OFA)は19日、新監督にブランコ・イバンコビッチ氏(65)が就任することを発表した。

クロアチア出身のイバンコビッチ氏は、母国のヴァルテクスで指導者としてのキャリアをスタート。1998年にはフランスワールドカップに臨むクロアチア代表でアシスタントコーチを務めていた。

その後も、ハノーファーイラン代表、ディナモ・ザグレブ、山東魯能、アル・イテファク(サウジアラビア)、アル・ワフダ(UAE)、ペルセポリス(イラン)と、アジアを中心に指揮を執り続けていた。

ペルセポリスでは、2018年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝に進出。鹿島アントラーズと対戦し、惜しくもアジア王者を逃していた実績もある。

オマーン代表は、昨年12月にガルフ・カップに臨んでいたが、サウジアラビア代表、バーレーン代表、クウェート代表と同居したグループステージで敗退。オランダ代表のロナルド・クーマン監督の実兄であるエルウィン・クーマン監督(58)を解任していた。

オマーンは、カタールワールドカップ アジア2次予選でカタール代表、アフガニスタン代表、インド代表、バングラデシュ代表と同居。4勝1敗でカタールと勝ち点差1の2位につけている。

サムネイル画像