2月1日(土)に開幕を迎える「ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ」。WOWOWでの全15試合生中継に先がけて、このほど都内で「WOWOW×iTSCOM presents ラグビーイベント」が開催された。
高橋光臣が部員12人しかいない母校のラグビー部に栄光を取り戻すために奮闘
会場には親子で楽しめるプレースキックやトライ、 ストラックアウトのアトラクションが設置され多くの子どもが楽しんだ他、元ラグビー日本代表で解説者としてもおなじみの齊藤祐也、大西将太郎によるラグビークリニックが催された。
さらに、 ラグビークリニック終了後はスペシャルトークショーが行われ、ラグビー経験者の俳優・高橋光臣が加わり、 昨年ドラマで共演した齊藤祐也、大西将太郎と共に、昨今のラグビーブームやシックス・ネーションズの注目ポイントなどについて熱く語り合った。
■ それぞれの「シックス・ネーションズ」注目チームとは?
昨年のラグビーワールドカップ日本大会を経て強く感じたことについて、齊藤は「ラグビーならではの“ノーサイド精神”を知っていただけたこと」、大西は「人と人との交流がたくさん生まれ、社会にとって役立つスポーツだと伝わったこと」と告白。
一方、高橋は「ラグビーをやっていた時には気付かなかった、いざラグビーから離れて気づいた大事な仲間の存在」を挙げ、 改めて大会がもたらした大きな成果を噛みしめるように熱弁した。
また、 シックス・ネーションズの注目チームについては、齊藤が自身もプレーしていたフランスを、 大西が名将エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ率いるイングランドを挙げ、高橋は「皆さん、スコットランドをよろしくお願いします!」と、愛するスコットランド代表への応援を演説するように強く訴えかけた。
■ 「高橋君はラグビーが持つ可能性をいろいろなところに伝えてくれる人」(大西)
開催中の「ワールドラグビー セブンズシリーズ」に関するクロストークやプレゼント抽選会なども行われ、 大盛況のままトークイベントは終了。
イベント終了後、高橋は「ラグビー界のレジェンドの先輩がたとご一緒できることがうれしかったですし、 たくさんのお客さまが来てくださって、ラグビーに興味を持って下さる方が増えたんだなと実感できました。もっとラグビーを広めていきたいという思いが強くなりました」と感想を。
齊藤は「ラグビークリニックではボールに初めて触れる子どもたちや親御さんが参加してくれました。ラグビーボールは子どもだけではなく親と子をつなぐ、 また友達と友達、他人同士をつなぐという面がありますので、そういった方が増えてきてうれしいです」と、ラグビークリニックについて振り返った。
また、 大西は「高橋君は高校(啓光学園高校、現:常翔啓光学園高校)の後輩で、ラグビーをしていたからこうして今の仕事にも生きるということを彼が示してくれましたし、ラグビーが持つ可能性をいろいろなところに伝えてくれる人だと思うので、 今後も応援していきたいです」と高橋にエールを送った。
■ 「福岡選手が(7人制ラグビーに)代表入りしてらえれば盛り上がると思います」(高橋)
シックス・ネーションズの注目カードについては、大西が「いずれも日本代表との対戦が決まっているイングランド対ウェールズ」、齊藤が「やはり次のワールドカップの開催国であるフランスと、 イングランドの対戦」と回答。
高橋も「日本も苦しめられたスコットランドと、シックス・ネーションズの中心的存在であるイングランドの対戦」を挙げ、いずれもイングランドが絡むカードを推薦した。
東京五輪に向けて話題急上昇中のセブンズ(7人制ラグビー)の注目ポイントについて、齊藤は「まだメンバーが確定していないので、 メンバー選考がどうなるかが勝敗を左右します。そこに福岡堅樹選手(15人制日本代表。パナソニック所属)が入るかどうか注目です」(齊藤)と告白。
高橋も「福岡選手に代表入りしてらえれば盛り上がると思いますし、東京五輪にも出ていただけたらと思っています」と福岡選手のメンバー入りに期待を寄せる。
それに対し、大西は「前回のリオ五輪では男子日本代表がいきなり4位になりました。だから今回も行ける、という過信ではなく、ワンチャンスをものにするための準備を今のチームはしていると思います」とコメントした。(ザテレビジョン)
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