アストン・ヴィラは20日、ヘンク(ベルギー)からタンザニア代表FWムブワナ・サマッタを獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。

 イギリスメディア『BBC』によると、ヴィラがヘンクに支払った移籍金は1000万ポンド(約14億円)の模様。同クラブとサマッタは、2024年6月末までの4年半契約を締結する。

 現在27歳のサマッタは、母国タンザニアコンゴ民主共和国のクラブを経て、2016年1月からヘントに加入。4年間で公式戦通算191試合に出場し、76ゴール20アシストを記録した。今季はチャンピオンズリーグリヴァプール戦での1得点を含む10得点をマークしていた。

 統計サイト『Squawka』によると、サマッタはプレミアリーグ史上初のタンザニア人選手となる模様。そんな同選手は、クラブ公式サイトを通じて移籍について次のようにコメントし、快挙達成を喜んだ。

「僕のキャリアにとっては大きな一歩です。同様に、母国にとっても大きな一歩となります。そこでは誰もが、タンザニア人がプレミアリーグプレーする瞬間を待っていました。そして、僕は今ここにいる。とても幸せな気分です」

プレミア史上初のタンザニア人としてアストン・ヴィラに加入したサマッタ [写真]=Getty Images