図書館では、利用者が必要としている本や資料を探して提供する『レファレンスサービス』を行っています。

とても便利なサービスなのですが、利用者が本のタイトルや著者名、内容などを覚え間違えていたり、うろ覚えだったりすることも。

『覚え違い』がツボ!笑ってはいけないレファレンスサービス

福井県図書館は、実際に受けたレファレンスサービスの中から「覚え違いしやすいタイトル・著者名」などをリスト化。『覚え違いタイトル集』として、ウェブサイトで公開しネットで反響が上がっています。

リストの中から5点ご紹介します。

片付けたらダメな気がする

覚え違い?:「人生が片付くときめきの魔法」

こうかも!:『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵/著 サンマーク出版 2011年刊

福井県図書館 ーより引用

とんでもない混ざり方

覚え違い?:村上春樹「とんでもなくクリスタル」

こうかも!:"『限りなく透明に近いブルー』村上龍/著 1976 講談社似たタイトルで、『なんとなく、クリスタル』田中康夫/著 新装版 2013 河出書房新社 もあります。"

福井県図書館 ーより引用

本人に直接尋ねる人

覚え違い?:「おい桐島、お前部活やめるのか?」

こうかも!:『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ/著 2010 集英社

福井県図書館 ーより引用

規模がまるで違う

覚え違い?:「家康家を建てる」

こうかも!:『家康、江戸を建てる』門井慶喜/著 祥伝社 2016年刊

福井県図書館 ーより引用

タイトルから漂う悲壮感

覚え違い?:「100万回死んだねこ」

こうかも!:『100万回生きたねこ』佐野洋子/作・絵 1977.10 講談社

福井県図書館 ーより引用

覚え違いのタイトルを見た人たちからは、「腹筋がやられた」「秀逸すぎて朝から笑いが止まらない」「吹き出さない司書さんはすごいな」などのコメントがSNS上に投稿されています。

また「似た勘違いをしていた」という声も。もしかしたら、本を探す時の参考になることもあるかもしれません。

リストには、ほかにも多くの覚え違いが載っています。興味を持った人は、のぞいてみてはいかがでしょうか。

ウェブサイト:福井県立図書館『覚え違いタイトル集』


[文・構成/grape編集部]

出典
福井県立図書館
※写真はイメージ