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女優として活躍中の吉岡里帆がCMで「化学大好き女子」を熱演している。1月に公開されたTVCM3本とWeb動画6本で「ワンカット長回し1発撮り」に挑戦した吉岡。役柄が「化学大好き女子」だけに日常使わないような専門用語も飛び出し、熱く語るためには勢い良く話すことも必要で、何テイクも撮り直したという。しかしその甲斐あってこの動画は「インパクトあって面白い」「あー可愛い」と好評のようだ。

DIC企業ブランドCM第4弾『DIC岡里帆シリーズ』で吉岡里帆が演じるのは、化学が好きで好きでたまらない「DIC岡里帆(ディーアイシーおか・りほ)」。化学式の美しさに萌えるほど化学好きな彼女は、早口でマニアック。専門用語を駆使してしゃべりだしたら止まらず、ときには「なに言ってるかわからない」と突っ込まれることもあるが、実は相当な切れ者だ。「化学で世界を幸せにしたい」と密かな情熱を胸に秘め、自らが感じている「化学愛は、人間愛だ。」が座右の銘だ。

そんな「DIC岡里帆」は、数々のマニアックな品々であふれる自分の研究室で「カラーフィルタ用グリーン顔料」「イージーピーリングフィルム」「スピルリナ」について熱く熱く語る。Web動画『DIC岡里帆、スピルリナを語る。』<ロングVer.>では、「リナぴ~、リナぴ」とスピルリナに話しかける里帆。そう、彼女はスピルリナを愛情込めて「リナぴ」と呼んでいるのだ。そして「今日は私の友達を紹介していいですか?」と“リナぴ”ことスピルリナについて嬉しそうに語り始める。この2分48秒の動画はワンカット1発撮りだが、カメラ目線でイキイキと話し続ける里帆からは溢れんばかりの“化学愛”が伝わってくるようだ。

しかし撮影中には苦労もあったようで、完璧な演技であったのに、あともう一歩のところで言い淀んでしまい撮り直したことも。それでも吉岡は疲れた表情などを全く見せずに、動画を見返して「今度はこうした方がいいかも?」と制作チームと議論し、一生懸命な吉岡の根気とプロフェッショナリズムに制作チームは胸を打たれたという。そして危うく言葉を間違えそうになったときに、機転を効かせてうまくリカバーしたことで、Web動画はようやく完成。ハラハラドキドキしながら見守っていた制作チームからは「アドリブのおかげで、むしろぐんと良くなった!」と大きな歓声と拍手が起こった。

吉岡里帆が喜怒哀楽豊かにその愛と情熱を伝えるこのWeb動画で、視聴者は「あー可愛い」「いいですねー! 可愛いです!」「年明けから可愛すぎてハッピー」と彼女の可愛らしさに注目、また「インパクトあって面白い」「言ってることのほとんど知りませんでしたが…すごい!」「こういう方が、職場にいると、いいですね」などの声も見受けられる。

吉岡里帆出演のCMと言えば、彼女がきつねに扮する日清「どん兵衛」のどんぎつねシリーズがあるが、「どんぎつねに負けるなー」「どんぎつねとDIC岡里帆のコラボCMはいつですか」などのコメントも。どんぎつね同様に視聴者を萌えさせているようだ。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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