FWTジャパン株式会社(本社:長野県白馬村、マネージングディレクター:後藤陽一)とFWT Hakuba 2020実行委員会(長野県白馬村)はこの度、「フリーライド」の世界最高峰の大会である「Freeride World Tour Hakuba Japan 2020(以下、FWT Hakuba)」を、昨年に続きアジアで唯一のトップ大会として開催しました。

13か国から集まったFWTを転戦するフリーライド界のトップ選手や昨年のFWTシリーズに引き続きワイルドカードで参戦している佐々木悠選手(男子スキー)と、14日に開催された予選大会(FWQ Freeride Hakuba3*)を勝ち上がった光久正貴選手(男子スノーボード)、小野塚彩那選手(女子スキー)、加藤彩也香選手(女子スノーボード)を加えた計46人が出場。大会斜面は、白馬八方尾根崩沢・東斜面の標高1790mをスタート地点とし、最大斜度45°、滑走距離約600mの自然地形の斜面を使って実施されました。

今年は全国的な小雪であったものの徐々に積もった雪は「Safety First」を掲げる本大会の実施にも十分な積雪量となり、場所によって雪質が異なる難しいコンディションの中でも世界トップ選手の素晴らしい演技が見られました。

今年はFWTシリーズの大会を誘致して4年目で初めて、スキー場から一般観戦が可能な斜面で実施できました。1998年長野オリンピック男子滑降スタート地点付近に設置した初めての観戦エリアには、延べ2000人以上の観客から歓声があがるなど選手の滑りに興奮していました。

また、KDDI(株)や京セラ(株)、Red Dot Drone PTE.LTD.は、今大会において、スマホの速度・高度・位置などとドローンを活用し滑走する選手の映像を組み合わせて、うさぎ平テラスに設置した大型モニターにリアルタイム表示する新たな観戦体験を提供しました。ライブ配信される映像に様々なデータが表示され、選手の滑りだけでなくデータ表示に興味を示すスキー場利用者も多くいました。

尚、大会結果は後日に大会公式ホームページで大会映像の配信時に発表されます。
日本時間1月21日(火)午前5:00より、FWT Hakuba Japan 2020をライブ形にて世界同時配信いたしました。選手の目線映像や様々なコンテンツを加えた映像はこちらからご覧いただけます。

【Freeride World Tourとは】
FWTは1996年スイスで第一回大会が行われ、その規模はフリーライドファンの増加と共に拡大。現在は世界で唯一最大のフリーライドの世界ツアーとなりました。2018-2019シーズンは男女・スキー・スノーボード・予選・ジュニア合わせて約5600人の選手が世界を転戦し、合計150程の大会が欧州・北米・南米・オセアニア・アジアで実施されています。

・非圧雪、非人工斜面で行われる最先端のスノースポーツ「フリーライド」の世界一を決める大会。
ライダーのスコアは、スキー競技、スノーボード競技それぞれ4人のジャッジが、「ライン(滑走ルート)の難易度」「滑走のコントロール」「滑走全体の流動性」「ジャンプ」「基本滑走技術」の5つの基準を踏まえた「総合印象点」で採点されます。基本的な滑走技術はもちろんのこと、自然地形を読む力、自分の技術の限界に近い滑走ラインを選ぶ判断力など、滑走技術のすべてが詰まった競技ともいわれている。
・「Safety First」をモットーに、徹底した安全啓発で世界中にカルチャーを広めている。
・登録選手は約5600人。
・FWTへの予選ラウンドとして「 Freeride World Qualifier(FWQ)」が世界各地で開催されている。FWQ1-4までのカテゴリーを持ちFWQ4が最高位となる。


【Freeride Hakubaとは】
Freeride Hakubaは、3シーズン前の2017年1月にFWQ2*及びFWQ4*をアジア初開催し、今年も FWTの最高クラスの開幕戦となる「FWT Hakuba Japan 2020」が3年連続で開催される。その直前には、日本人選手枠を特別に設けた「FWQ Freeride Hakuba 3*」が開催される。
・Freeride Hakuba は以下の2つのイベントで構成される。
1. FWT Freeride World Tour Hakuba Japan 2020 (1/18~25の内、1日開催)
FWTの最高クラスの大会でワールドツアー全5戦の開幕戦として開催される。世界で約5,000人の選手が参加するFWTシリーズの中で選ばれた約50人のトップライダーのみが参加できる大会。
FWTオープニングセレモニーでは、選手紹介やライダーによるサイン会、太鼓の演奏の他、会場には屋台が並ぶ。
2. FWQ Freeride Hakuba3* (1/13~16の内、1日開催)
予選大会に位置づけられ、特別にスキー男子で優勝した日本人選手には、FWT Hakuba Japan 2020への出場権が与えられ、他の種目は大会ジャッジの判断によりワイルドカード(主催者推薦)を与えられた選手がFWT Hakuba Japan 2020に出場できる。日本人スキー・スノーボード選手にとっては、世界のトップ選手にチャレンジできる大きなチャンスとなる。


【フリーライドスキー・スノーボードについて】
フリーライドは、ゲレンデ滑走だけでなく山の自然な地形を楽しむ新しいウィンタースポーツのスタイルで、世界及び日本でも人気が高まっています。特に日本の質の高い大量のパウダースノーは海外で「Japow」(Japan + Powder Snow)と呼ばれ、日本は最高のフリーライド体験が得られる国の一つとして認知されてきています。多様で急峻な山々に短時間で到達でき、大量の積雪がある白馬村は、FWTから「世界でも最高水準の雪山があり、1月中旬に大会が開催できる現在世界で唯一のスキーリゾート」と認められています。


【大会概要】
■大会名称 FWT Freeride World Tour Hakuba Japan 2020 ( 略称:FWT Hakuba Japan 2020)
■大会日時 2020年1月19日(日) 
■開催場所 白馬アルパインエリア(白馬八方尾根崩沢・東斜面)
■主催 FWT Hakuba 2020実行委員会
■共催 白馬村、 一般社団法人白馬村観光局
■主管 FWT Management S.A.、FWTジャパン株式会社
■協賛   

■後援
長野県 観光庁 スポーツ庁
八方尾根開発株式会社 白馬観光開発株式会社 八方尾根観光協会
一般財団法人白馬村振興公社
■協力 八方尾根パトロール 八方振興会 白馬ツーリズム 白馬山案内人組合
特定非営利活動法人日本雪崩ネットワーク 八方尾根スキースクール
エヴァーグリーン・アウトドアセンター 株式会社BLUECLIFF COLOR SPORT CLUB
ライオンアドベンチャー  Hakuba International Business Association (HIBA)
■競技種目 山岳エリアにおけるフリーライド スキー(男女)、スノーボード(男女)計4種目
■競技方法 選手がスタートゲートからゴールゲートまで、任意のライン(滑走ルート)を選んで滑走。スコアは、スキー競技、スノーボード競技それぞれ4人のジャッジが、「ラインの難易度」 「滑走のコントロール」「滑走全体の流動性」「ジャンプ」「基本滑走技術」の5つの基準を踏まえた「総合印象点」で採点されます。
■安全管理 FWTとその予選大会FWQ、全大会共通の「FWTセキュリティーガイドライン」に則り、エヴァーグリーン・アウトドアセンター、白馬山案内人組合、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会、地元警察とFWT本部の安全管理チームの協力の上、Freeride Hakubaの「白馬Safety & Rescue Protocol」を作成。それに準じた世界最高レベルのセキュリティ体制のもと、大会の進行と人員の配置を行う。

配信元企業:FWTジャパン株式会社

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