トゥールーズは20日、アストン・ビラからクロアチア代表GKロヴレ・カリニッチ(29)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

カリニッチはハイデュク・スプリトの下部組織出身で、クロアチア国内でレンタル移籍を繰り返して経験を積み、2012年6月にハイデュクに復帰。翌シーズンからレギュラーの座を勝ち取ると、公式戦130試合に出場。

その後、2016年冬に加入したヘントでも、絶対的守護神として活躍し、2019年1月に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたビラに完全移籍で加入。だが、同クラブではポジション争いで劣勢を強いられ、ここまで公式戦8試合の出場に留まっており、今シーズンは公式戦未出場となっていた。

そのため、クロアチア代表としてユーロ2020本大会で正GKの座を掴むため出場機会を求める同選手は、リーグ・アン最下位に低迷するトゥールーズへのレンタル移籍を決断した。

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