コッパ・イタリア準々決勝、ナポリvsラツィオが21日に行われ、1-0でナポリが勝利した。

5回戦でペルージャに勝利したナポリと、ウディネーゼに勝利したラツィオのベスト4進出を懸けた一戦。

ナポリはデンメとロボツカの新戦力をスタメンで起用。対するラツィオは5日後にローマとのダービーを控える中、現状のほぼベストメンバーで臨んだ。

試合は開始2分、インシーニェがドリブルでルイス・フェリペをかわし、ゴールエリア左まで侵入してゴール右隅へシュートを流し込む個人技で、ナポリが先制した。

対するラツィオも8分、カイセドがボックス内でルーズボールに反応すると、クリアにかかったヒサイの足を頭に受けてPKを獲得。だが、キッカーのインモービレは軸足を滑らせてシュートをミスしてしまう。

しかし19分、ナポリはヒサイがインモービレを倒したプレーで2枚目のイエローカードが提示され、退場となってしまった。10人となったナポリはロボツカに代えてルペルトを投入。

ところが25分、ラツィオにも退場者が出る。ジエリンスキの突破を後方から止めたルーカス・レイバにイエローカードが提示されると、不服のルーカス・レイバが抗議によって立て続けにイエローカードを受け、退場となった。

10人同士の対決となった中、ハーフタイムにかけては守備に徹したナポリラツィオを封じ、前半を1点リードしたまま終えた。

迎えた後半もラツィオが押し込む展開となった中、51分にインモービレがGK強襲のシュートを浴びせると、55分にカイセドに代えてコレアを投入。

そのラツィオが引き続きハーフコートゲームを続けるも、ゴールが遠い状況が続く。88分にCKの流れからアチェルビがようやくネットを揺らすも、オフサイドに阻まれた。

結局、粘り強く凌いだナポリが1点のリードを最後まで保って逃げ切り。10人同士の対決を制し、準決勝進出を決めた。

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