日本発の人気ゲームキャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグハリウッドで実写映画化する『ソニック・ザ・ムービー』の吹き替え声優が解禁された。主人公ソニック役は俳優の中川大志。また、ソニックを狙う悪の天才科学者ドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)の吹き替えはベテラン声優の山寺宏一が務める。

【写真】『ソニック・ザ・ムービー』アフレコに挑む中川大志

 本作は、1991年に1作目が発売されて以来、世界的な人気となっているセガ・エンタープライゼス(現・セガゲームス)の人気ゲームシリーズ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を実写化した、アクション満載の冒険エンターテインメント。

 宇宙最速で走るパワーを授かり、故郷を離れ遠い地球にやってきた青いハリネズミソニックが、ひょんなことから出会った保安官のトムと相棒となり、ソニックのスーパーパワーを狙う宿敵マッドサイエンティストドクターエッグマンの恐るべき陰謀に立ち向かうべく、世界を股に大冒険を繰り広げる。

 中川の声優挑戦は、本作が3度目にして初の主演。ドクター・ロボトニック役の山寺とはバラエティーのレギュラー番組で共演して以来、恩師として慕っており、今回、声優として初共演となる。

 中川は「僕自身小さい頃ソニックのゲームをやっていて、すごく大好きなキャラクターでしたし、まさか自分がそのソニックの声をやらせてもらえるなんて想像もしてなかったので、最初はすごく驚きました」とした上、「やるからには一生懸命自信を持ってやろうと思いました。基本的に一人で収録だったので、尊敬する山寺さんに僕のソニックを聞いてもらうのは、すごくドキドキします!」と話している。

 これに対し、実際に中川の吹き替えを聞いた山寺は「中学生の頃から大志は天才だって知ってますから、やはり大志は”大したもんだ”と思う(笑)。何にでもチャレンジして見事にクリアする才能の凄さ。でも彼は、努力の人でもあるんですよ。両方の意味で大したもんだ!」と太鼓判を押している。

 このほか、ソニックの相棒となる保安官トム(ジェームズ・マースデン)には中村悠一、トムの妻であるマディ(ティカ・サンプター)には井上麻里奈が声をあてる。

 映画『ソニック・ザ・ムービー』は3月27日より全国公開。

映画『ソニック・ザ・ムービー』吹き替え版キャスト(上段)中川大志、(下段左から)井上麻里奈、山寺宏一、中村悠一 (C)2019 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.