中学受験はいよいよ本番目前!この受験が子どもにとっても親にとっても初めてというご家庭も多いと思います。初めての経験だと残り数週間でこれ以上何をやればいいかわからない…と焦ってしまいがちですが、追い込みでなんでもやればいい、というわけではありません。

中学受験経験者の筆者が、落ち着いて本番を迎えられるような、中学受験直前の過ごし方についてご紹介します

満点は目指さなくてOK。不安要素を取り除くための復習&計画を

志望校に合格するためには、全ての問題を完璧に解けるようするべきなのでは、と思っている受験生もいるかもしれません。しかし中学受験においては満点を取る必要はなく、ミスなく解ける問題をしっかりと解いて、確実に点数を稼ぐことが重要です

そのため受験直前では「不安要素を取り除くこと」そして「これまで勉強してきた知識をどうやって本番に使っていくか整理すること」がポイントになってきます。これら2つのポイントクリアするには、志望校や偏差値の近い学校の過去問を解くことが必要になります。

過去問はこれまで学んできた知識を使えば解けるものですが、実際の問題形式になっているため想定外の思わぬミスをしてしまう場合があります。この 想定外のミス” が中学受験では合否に大きな影響を与えます。間違えてしまった箇所は集中的に繰り返しの見直しを行います。

これまで間違えてしまった問題をまとめたノートなどを作ってもいいかもしれません。過去問を使った復習で不安要素を徹底的になくしていきましょう。ただし闇雲に過去問を進めていくだけではいけません。あまりにもギリギリのタイミングで解くと、新しい不安要素が生じかねません。

中学受験は満点で合格する必要がないことを忘れずに、本当に直前期になったら正解できる問題を確実に取ることに目を向けていきましょう。目安としては触れたことのない過去問は、立て直しのきく1週間前までに解いておくのがいいでしょう。

さらに初めて解く過去問は、それを解く前に各教科どれくらいの時間配分で解くか、計画を立ててから挑みましょう。開始時間や休憩時間もわかっている場合は、同じように想定して解いてみるとより効果的。復習は知識を入れ直すこともそうですが、それを自力で頭から出すことができるトレーニングを指します

教科に合わせて戦略を練ることができるように、計画を立てる練習をする効果も過去問にはあるのです。本番前の時間、本番の休憩中なども有効に受験本番に挑みましょう。

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保護者に必要なサポートとは

受験を控え、受験生以上に焦りや不安を抱えている保護者も多いかもしれません。けれど受験本番でがんばるのはあくまでも子どもたちです。

そのため保護者は、本番に子どもが最大限に力を発揮できるようにサポートすることが最も大切です。必要以上に不安な様子を見せないよう、保護者自身も安心できるような準備や心構えを徹底しましょう。準備としては入試までに、受験票や書類、当日の持ち物に不足がないかチェックするなど、当たり前のことに見落としがないように気をつけましょう

紙に書いてリスト化するなど、目に見えるようにしておくと頭の中も整理できるのでオススメです。また入試当日の交通情報も調べておきましょう。冬の時期なので雪などの悪天候や遅延も想定して、会場には集合時間の30分前くらいにはつくように余裕をもって考えておくと安心です。

また受験直前のケアに加え受験を終えた直後、次の受験を控える子どもをケアするのも保護者の大切な役割です。

その日の出来に手応えがなく落ち込んでしまった子どもは、その心境をひきずってしまい、次の受験でも実力を発揮できない可能性があります。その場合はテスト振り返りよりも、次の受験に向け気持ちを切り替えることを最優先させましょう。

また受験日程が詰まっていて体力が心配な子どもに関しても、テストの検証よりもしっかりと睡眠を取らせ、次に備えることが重要です。

一方、受験日程が比較的ゆったりしている、試験に手応えを感じて体力も気力もあるような場合には、しっかりとテスト振り返りをして気持ちを落ち着かせてあげるといいでしょう。

気合が入りすぎると、普段はしないようなミスをしてしまったり、逆に疲れてしまったりする可能性に注意しなくてはなりません。どちらにも共通しているのは決して子どもを責めたりせず、できたことを最大限に褒めて、普段どおりの力を発揮して次の目標に向かっていけるようにすること。

子どもたちを安心して受験に挑ませることです。受験はもちろん親子で乗り切るものですが、最後は子どもの力を信じましょう。

まとめ

受験直前に子どもがすべき学習、親がするべき準備についてまとめましたが、どちらにも共通しているのが、これまでやってきたことを信じることです。これまでの努力を最大限に発揮できるよう、受験直前はしっかりと準備をして過ごし、本番を迎えてくださいね