人気上位はほぼ変わらずでした

アイペット損害保険は1月22日、人気飼育犬種・猫種ランキングの結果を発表した。調査は2019年1月1日から12月31日までにアイペットの保険に加入し、保険契約が開始された犬・猫の品種が対象。

人気犬種の上位6位は、上から順にトイ・プードルミックスチワワ、柴犬、ミニチュアダックスフンドで、昨年と変わらなかった。7位には、昨年10位だったフレンチ・ブルドッグが入った。

猫は「ベンガル」が初のトップ10入り

0歳の犬種に絞ると、「ミックス」がトップとなった。チワワダックスフンドミックスである「チワックス」、マルチーズトイ・プードルの「マルプー」などが人気だ。人気の高い純血種同士を組み合わせた、小さくぬいぐるみのような愛くるしい姿に一目ぼれする方も多いようだ。

猫種のランキングも上位3位は昨年と同じく、ミックス、スコティッシュ・フォールド、日本猫だった。4位はマンチカン、5位アメリカン・ショートヘア、6位は同率ノルウェージャン・フォレスト・キャットとブリティッシュショートヘアと続く。9位には、美しいレオパード柄が特徴のベンガルが入り、初のトップ10入りを果たした。

0歳の猫種に絞った調査では、スコティッシュ・フォールドがトップとなった。スコティッシュ・フォールドは、しぐさや外見がユニークな印象で、どのような家庭環境にも順応しやすく、静かで愛情深いところから日本でも人気がある。

ただし、折れ耳のスコティッシュ・フォールドに関しては、骨軟骨異形成症等の遺伝性疾患のリスクなども示唆されている。それらをしっかりと理解したうえで迎え入れ、飼い続ける必要がある。