トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ獲得の可能性に関する質問に粋な返しを見せた。イギリス『TEAMtalk』が伝えている。

現在トッテナムでは絶対的エースストライカーであるイングランド代表FWハリー・ケインが長期離脱を強いられており、今冬の移籍市場で新たなストライカーの獲得を目指している。

これまでは昨季まで在籍したナポリの元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテやミランポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクへの関心が伝えられている。また、最近ではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを獲得し、スペイン代表FWパコ・アルカセルを持て余すドルトムントが今シーズン終了までのレンタル移籍を打診したとの噂も出ている。

さらに、先日にPSGに対してトランスファーリクエストを提出したカバーニに関してもその他のプレミアリーグのライバルと共に関心を示しているとの報道も出ていた。

そして、22日に行われるプレミアリーグ第24節ノリッジ戦に向けた前日会見に出席したモウリーニョ監督に対して、記者からカバーニ獲得の可能性に関する質問が出ると、百戦錬磨のポルトガル指揮官は粋な返しを見せた。

「彼(カバーニ)はパリ・サンジェルマンプレーヤーだ」

「私はナセル氏(PSG会長)、レオナルド氏(PSG幹部)と非常に良好な関係を築いていると思っている。私はその素晴らしい関係を維持したいと思っているし、良い関係を築くには互いへの敬意がベースにあるべきだ。したがって、パリ・サンジェルマンプレーヤーについて話すつもりはないよ」

「あなた方が冗談でも何かコメントを求めるならひとつ話そうじゃないか。仮に、彼らが私の友人であるならば、彼らはムバッペを貸してくれるはずだ。それ以上のことは話す気はないよ」

今回、新たなストライカーの獲得情報に関してきっちりメディアを煙に巻いたモウリーニョ監督だが、直近のリーグ戦3試合連続無得点という苦境を考えれば、水面下で新たなストライカーの獲得に動いているはずだ。

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