マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督が、アーセナルのレジェンドである元イングランド代表のイアン・ライト氏の批判に反応している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
イアン・ライト氏が問題視したのはイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのケガについてだ。15日に行われたFAカップ3回戦再試合のウォルバーハンプトン戦に64分から出場したラッシュフォードは79分に負傷交代。試合後、スールシャール監督が「ここ数日、背中に違和感を訴えていた」と話すと、イアン・ライト氏は選手のコンディションより自身の進退を優先したと非難している。
これに対して、スールシャール監督が弁明。自分のことについては二の次だと語り、ラッシュフォードの意思を尊重したことを明かしている。
「いいや、私はチームより自分を優先することはない。何よりも先に選手やクラブを重視する」
「マーカスは2週間ほど前のバーンリー戦から背中に違和感を抱いていた。検査を行い様子を見たがケガはなかったよ。私は彼と話し合って休養を与える旨を伝えた」
「しかし、彼はとてもコンディションが良く必要に応じてカップ戦に出場したいと願い出てきた。少なくとも30分はプレーできるとね。マーカスの強い責任感を感じたよ」
「前日練習にも問題はなかった。大丈夫そうに見えたので、彼にベンチに入れてもいいかと尋ねるとOKだった。彼は来たかったのだ。それは運が悪かったに過ぎない」
「我々は毎日、選手を管理しなければならない。イアン・ライト氏や他の誰も知らないことがたくさんある」
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