バイエルンが現時点でブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(27)の買い取りに動く可能性は低いようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。

昨夏、1億2000万ユーロ(約146億円)の買い取りオプション付きのレンタル移籍でバルセロナからバイエルンに加入したコウチーニョ。

ここまでは公式戦23試合で7ゴール7アシストと数字上はまずまずの結果を残しているが、そのうちの6ゴール5アシストはいずれもブンデスリーガで下位に低迷するケルンやパーダーボルン、デュッセルドルフブレーメン相手に挙げたものだ。

そのため、現在クラブは同選手が後半戦で印象的なパフォーマンスを残さない限り、1億2000万ユーロの巨額資金を投下して同選手の買い取りに動く可能性は低いようだ。

一方、バルセロナに関しては昨年時点でコウチーニョの売却を既定路線にしているが、エルネスト・バルベルデ監督からキケ・セティエン監督に指揮官交代が図られた事情もあり、新指揮官の意向次第では来季の呼び戻しを検討する可能性もあるようだ。

ただ、仮にバイエルンが買い取りに動かず、バルセロナも戦力として構想に入れない場合は、チェルシートッテナムマンチェスター・ユナイテッドなどのプレミアリーグ勢、昨夏にも移籍の可能性が伝えられたパリ・サンジェルマンが新天地候補になるはずだ。

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