ほぼ毎週末、全国各地でさまざまなイベントが開催され、多くのメディアが取り上げるようになったコスプレ。昨今では、テレビ番組や雑誌のグラビアページなどでも、コスプレイヤーの活躍を目にする機会が増え、“誰でも気軽に楽しめる趣味”として、より幅広い層に浸透していくことが予想できます。

セクシーな獣耳衣装で「コミケ97」に参加した りぃたろす。さん

ちなみにコスプレといえば、ウィッグや衣装を用意して好きなキャラクターなりきり、その世界観に没入できる…というところが醍醐味ですが、なかにはオリジナルの自作衣装を着て、イベントに参加するレイヤーも大勢います。こちらの記事では、「コミックマーケット97」で見つけた、オリジナル衣装のレイヤーたちにインタビューを実施。なぜ、既存のキャラクターコスプレではなく、オリジナル衣装を用意するのか?その理由を聞いてみました。

コスプレエリアを覗いてみると、寒空にも負けず、セクシーな小悪魔や獣耳ヒロインに扮した美女たちが続々と集結。さっそく、オリジナル衣装を選んだ理由をうかがったところ、「アニメゲームキャラクターの場合、完成形がすでにあるので、勝手にアレンジを加えると原作ファンの方に怒られてしまうんです。でもオリジナル衣装なら、いくらでも自由に調整できるので、“新しく覚えた造形の技術を使いたい”とか、“このアクセサリーが際立つようなコーディネートをしたい”という思いを、ダイレクトに反映できるのが楽しいんです」とのことでした。

また、なかには4日間の開催期間(2019年12月28日~31日)のうち、数日にわたり参加予定のコスプレイヤーもいて、そちらのレイヤーからは、「今日はオリジナル衣装ですが、明日は『Fate/Grand Order』の衣装を用意して、友だちと“併せ”をする予定です。私たち以外にも、サークルで参加する絵師さんとコラボして、衣装をデザインしてもらったり、友だち同士でコンセプトの打ち合わせをして、オリジナル衣装での“併せ”を楽しんでいるグループもいますよ」といった話を聞かせてもらえました。

大盛況となった「コミケ97」に続き、2020年も「ワンダーフェスティバル2020[冬]」(2月9日幕張メッセにて開催)や、「第16回 日本橋ストリートフェスタ2020」(3月15日、大阪・日本橋周辺にて開催)、「AnimeJapan 2020」(3月21日~24日、東京ビッグサイトにて開催)など、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で続々開催されます。

はたしてこれらのイベントでは、どのようなコスプレに人気が集中するのか?人気アニメゲームの衣装だけでなく、独創性あふれるオリジナル衣装で参加するレイヤーも多そうなので、気になる人は会場まで足を運び、その盛り上がりを直に体験してみてはいかがでしょう。(WebNewtype・取材・文=ソムタム田井)

オリジナルのサキュバス衣装で「コミケ97」に参加した りもねさん